3月3日に邪魔した和歌山県田辺市本宮町商工会の泉 庄治商工会長さんから 「生きてるよ」という表題の付いた下記のメールをいただきました。 「今、携帯が開通。自宅床上浸水、道の駅建物は奇跡的に無事、独自で住民の 片付け協力と炊き出しをやってます。」 和歌山県田辺市本宮町は台風12号で甚大な被害を受けました。私が訪問した 本宮町役場は坂を上がった所に在ったと思いますが、その3階まで水に浸かった そうです。 炊き出しをやられてるとメールに書かれていたのですぐに本宮町の肉屋さんに 東京都食肉組合新宿区支部として、炊き出し用のお肉を注文しました。 我々は売り上げが出ることで元気も出ます。お肉を寄付したのでは地元の肉屋 さんから元気を奪う事になります。だから注文を出しました。分らないんです よね、この辺のところが、商人でないと。 しかし今年3月3日は東日本大震災の起こる前です。地震の後に東京大学の 御厨先生が「今までは戦前戦後という時代区分だったが魂の語は震災前、 震災後という時代区分になる」とおっしゃていましたが、まさにその通りになりました。