ロシアの首相が北方領土の視察で「領土は一寸たりとも日本には渡さない」と発言
しています。プーチン大統領が外交面を、メドベージェフ首相が内政面を担当する
というしたたかな2面外交を行っている。なのにこの国では・・、という論調がマスコミ
には目立ちます。
国会議員になった時に最初に教えられたのは「国政選挙で選ばれた国会議員の最大
の仕事は『国民の生命と財産を守る』ことだ」でした。北でも南でも日本の固有領土を
脅かすような動きが有り、九州では護岸工事の遅れから犠牲者が出ました。
震災後の復興もスピード感に乏しく、エネルギー政策の明確な方向性も打ち出さない
ままに原発の再稼働を認め、そこに小沢新党問題で国政が停止している。民主党が
こんな状態なのに自民党の支持率も上がって来ない。
「政治を身近に」と言い続けて来たのに、有権者の存在を忘れたかのような国会議員の
行動、政治に強い不信感を持った国民、まったく逆な動きになって来ています。なにか
危険な兆候のような気持ちがします。どんどん発言して国政を御自分のものにして下さい。