尖閣諸島を国が購入する事を表明し、都庁に石原知事を訪ねたら「拙速」「粗雑」
「人気稼ぎ」「乱暴」と頭ごなしに言われ最後は「東京都でなければ所有者は売却
しないと言っている。都が購入した後に国有化を議題とすればよい。購入のため
にも測量が必要なのだから国は上陸に許可を出しなさい」と言われたようです。
いつもながらの上から目線の発言、対応、まさに石原慎太郎だと思います。衆議院
議員だった時に東京都側から自民党東京都連に所属する国会議員に対して予算
要望をする会があるのですが、その時でもお願に来ている都知事の方が偉そうだった
ことはよく覚えています。
それ以外で私は直接お話しはしたことが無いので、この「上から目線」に晒された
事はありませんが、6日に都知事を訪ねた官房副長官と首相補佐官は国会議員に
対して尊敬の念が皆無の話し合いには驚かれたと思います。
当選回数至上主義の国会で大自民党の参議院議員、衆議院議員として当選を重ね、
郵政大臣も経験された都知事にとって、寄せ集めの民主党の、自分が議員だった時
には国会に居なかった、名前も知らない官房副長官と首相補佐官に尊敬する思い
など有る筈が無いと思います。
上から目線を肯定する気にはなりませんが、そもそも「国会議員」という肩書に尊敬は
不要だと思いますし、その人の行動と実績を知ろうともしないで肩書だけに畏怖する
ところが間違いだと思います。