2005年9月から3年10ヶ月の間、自由民主党所属の衆議院議員を
務めさせていただき、現在でも自民党員です。自民党の党綱領に自主
憲法制定が有る事も分かっていますし、日米の安全保障条約が我が国
の外交政策の基本である事も理解しているつもりです。
しかし我が国に原子爆弾を2発も打ち込んだ国が「自国の子供たちに
化学兵器を用いたシリアのアサド政権は許せない」と国連で声高に
演説をしても心から賛同の拍手をする気持ちにはなれません。
自主憲法の制定と言ってもそれをするルール変更の権限を昨年12月
の選挙で自民党が手にしたとは思えません。
原子力発電所の再稼働問題にしても、使用済み核燃料を安全に廃棄
処理する能力がないまま動かすのはまさに次の時代に負の遺産を
残すことになるのではないでしょうか。
もう一点、人口が減り空き家が増えているこの現況に対して、人に
貸さなければ税金が高くなり、相続が出来ないような税制を導入する
時期が来ていると思っているのは私だけではないと思います。
自民党は間口の広い政党ですから思った事、考えている事が発言
出来ます。小選挙区制度になり党本部が必要以上に強い権限を
持った事が若干危惧されますが・・・。