バイオマス発電 先進地域視察4日目の本日(5月8日)最初の
予定はBTS本社訪問です。そもそもBTSというのは何を略して
いるのかというと、バイオガス・テクノロジー・サービスの略です。
本社に行く前に今回の視察の旅に同行していただいている、
BTS日本代表の豊住さんにお聞きして知りました。本社訪問
直前にベーシックな質問、申し訳ありません。
写真は昨晩泊まったホテル「ポスト」。ここを午前9時15分に
出発してBTS本社に向かいました。
BTS本社で山形県新庄市で計画されているプロジェクトの説明を、
担当されているロレンツォ・グラバー氏からお聞きしました。
日量60トンの食物残渣から毎時1メガワットの発電を得る第1次
計画、技術の粋を集めた素晴らしい計画です。日量20トンの木質材
による毎時1メガワットの発電量を得る第2次計画はスイスのスタンツ
で見せていただいたGTSプラントの最新技術でした。
素人の私の質問にも丁寧にお答えいただいたグラバーさんに感謝
申し上げます。
その後にBTS社の共同代表、CEOのアルビィン・インナーホーファー氏を
表敬訪問しました。皆さん、長身です。
その後にグラバーさんにも同行していただきテレシテン村に移動。
2006年に45軒の農家で作った、イタリア初の地域熱供給施設
だそうです。
家畜の尿、日量45トン、固形物15トンから毎時450キロワットの
発電量を得ている施設内部も見せていただきました。
素晴らしいロケーションの中に在る施設、建物の外では全く臭いはありません。
農家レストランで食事をした後、ブルニコからベローナ近郊のアフィ
に移動してBTS社のセールス・物流センター、ショールームを見学
しました。会社の前には我々の訪問を歓迎して日の丸が掲げられて
いました、そのお気持ちに感謝します。
セールス・物流センター、ショールームの内部です。
会議室で豊住さんからBTS社の活動履歴と会社の方針等のレクチャー
をしていただきました。不勉強な視察見学者も徐々にですがこの事業の
概要が分かって来た様に思います。
写真は本日の宿泊先ホテル「ロマンチック」。まあどう考えても
ロマンチックな事は起こらないので、ゆっくり休ませていただき
ます。明日はいよいよベローナです。