執行部に圧倒的な支持を持たせるための戦術、戦略を。

昨年（平成２１年）の総選挙前に、麻生首相の自民党総裁としての任期期間が選挙
直後までの短期間しか残っていなかったので、総裁選挙を前倒しして総選挙に臨もう
という動きが有りました。ここを捉えて「麻生おろし」「自民党の内部分裂」「指導力
不足」という構図に持ちこまれ支持率を失ったように思えます。

小選挙区制度では何よりも「代表効果」が大きいのです。その代表は党内の圧倒的な
支持をバックにしている事が見えてこなければなりません。

谷垣執行部に圧倒的な支持を持たせるための戦略の具現化か、新執行部を組織して
圧倒的な支持を得るように動くのか、まさに今、自民党は大きな岐路に立っています。

「代表効果」が見込めないのは自民党だけではありません、民主党も同じです。

３月の連休明けに来年度予算が通り、普天間問題が今まで以上に大きな議論になり
ます。この問題を収拾するために鳩山さんは辞め、前原さんにバトンをタッチして７月の
参議院選挙を「米軍基地移設問題についての民意を問う」というテーマでの衆参同日
選挙が見えて来ます。

当然、小沢さんも幹事長を辞められるのでしょうが「選挙対策最高責任者」という肩書と、
金庫を持っての辞任になるのだと思います。そんな民主党について行く議員と、健全な
保守を標榜した新生自民党の違いを際立たせる大きなチャンスのように思えます。

「安井潤一郎君を国政に復帰させる会（ブログ）」が立ち上がりました。
大勢の皆さんに「推薦人」になっていただきました、どうぞ御覧下さい。

普天間飛行場の移設はどうなるのでしょうか

鳩山首相が「５月までには・・」と何度もの発言されていた米軍普天間飛行場の移設問題に
ついて当初はただの時間の引き延ばしで、５月になった時に「一生懸命考えましたが現行
案で・・」というコメントを出されるのだと思っていました。

しかし、現状を見ると鳩山首相は本気で「日本に米軍基地はいらない」と思われているように
見えてなりません。

日本を取り巻く環境を考えた時に時代錯誤の「非武装中立」で進むのか、さもなければ
「日本は日本人が守る」という声をバックに徴兵制度に進もうと言うのか、真意が計りかねます。

「安井潤一郎君を国政に復帰させる会（ブログ）」が立ち上がりました。
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緊急災害備蓄推進協議会

本日（３月８日）午前１１時から緊急災害備蓄推進協議会の第２回会合が開かれ、出席しました。

会長で元防災担当内閣府副大臣、佐藤剛男先生の御挨拶からスタートです。

震災等の緊急時に必要な日用品を備蓄しておくべきだ、という趣旨で始められた協議会、
先ずは分かり易くトイレットペーパーの備蓄の現況と今後についての意見交換でした。

しかしメーカーの皆さんから「在庫は２０日分です」「稼働率は９０％を超えています」等々の
お話を伺うと災害が起こりメーカーに被害が及ぶと一挙に品不足が起こる事が見えて来ま
した。今更ながらですが、現場の話を正確にお聞きするのが最重要です。

小選挙区制度なのに考えは中選挙区

党本部に過度に権限が集中し、党代表のパフォーマンスや発言によって投票行動が大きく動く
「代表効果」という現象が現れるのが小選挙区制度というシステムだと思います。しかし自民党の
党運営の考え方の根幹には中選挙区制度の時と同じ思考が残っているように思えてなりません。

過度に権限が集中すると言うのは、全ての政党同じなのに自民党にだけリーダーの足を引っ張る
ような動きがガラス張りで見えて来ます。他の党にも同じような動きが有ったとしても外には漏れて
来ません。党本部は強固な一体感が有って初めて機能する事が分かっているからです。

派閥中心の、間口を広く持った中選挙区制度の時とは違う事を理解し、本当に一体感を持てない
党執行部ならば臨時党大会を開催して新執行部を選び直すべきです。

一体感を持てない執行部ならば新たな組織をつくるぐらいの緊張感を持ち、「数は力だ」と考える
ならば自分達と考えの違う人には膝を詰めて理解を得る努力をしなければならないと感じます。

「幹事長の顔が怖い」等の陳腐な意見しか出て来ないならば、私自身は舛添総裁、小池幹事長が
新生自民党の舵取りをされ、政界再編に乗り出される事を期待します。

テレビの影響の大きさに

今朝（３月６日）フジテレビ系列で全国放送された情報バラエティ番組「にじいろジーン」に
アンテナショショップ「こだわり商店・早稲田」とお隣の「おむすび茶屋」さんが取り上げられ
ました。

「こだわり商店」には午前中だけで３０本を超える電話での御注文が有ったそうです。
今更ながらですが、テレビの影響の大きさにビックリしています。

アンテナショップがテレビに出ます。

明日、３月６日（土）朝８時半よりフジテレビ系列で全国放送されるバラエティ情報番組の
『にじいろジーン』に早稲田の大隈通りに在るアンテナショップ「こだわり商店・早稲田」が
取り上げられます。

以前より女優の秋吉久美子さんが何度かご来店頂いており気に入って頂けた様でテレビに
紹介してくださったそうです。２月１０日に芸人の『ぐっさん』と一緒に収録に来てくれました。

お米や味噌、お醤油にこだわったお隣の「おむすび茶屋」さんも一緒に撮影していただいた
そうです。おむすび茶屋の店長は「店にお客さんが入りきれなくなったらどうしよう」と心配
しているようですし、「こだわり商店」の方は「お昼前に売切れたらどうしよう」と言ってる
そうです。「これでボーナス増えるよな、何に使おうか」と隣同士で話し合っているようです。

本当に幸せな連中です。でも、このノー天気な明るさが有れば、まだ商店会は潰れません。
お情けでも結構ですので明日の朝は８時３０分からの「にじいろジーン」って番組を見て
やって下さい。私も見ます。

新宿区内に買い物難民？

私は新宿区の商店会連合会の副会長で戸塚ブロックのブロック長というお役を議員になる前から
務めています。議員になる前からですから議席が無くなっても「辞めろ」とは言われません。

仲間内のありがたさだと思っています。本当はおだてりゃ何でもやる奴に、面倒な事を押し付けて
いるのでしょうが・・・。

そのブロック内のお客様から「近隣に物品販売店が全く無くなりました。野菜果物という重いもの
だけでも、週に一回集会所辺りで販売してくれませんか？」というリクエストが有ったそうです。

本日（３月５日）午後２時から開かれた新宿区商店会連合会常任理事会で「この問題は新宿区
商店会連合会として対応する」という機関決定を出していただきました。将来的には「ＣＳＡ」に
進めるようになれば日本中のモデル業態になるのでは、と思っています。まあ、先は長いですが・・。

相模湖町商工会と戸越銀座を訪問

神奈川県の相模湖町（相模原市）と品川区の戸越銀座商店街にお邪魔しました。
相模湖では商工会に伺い、昔から懇意にさせていただいている経営指導員の方に
青森でお話を聞いたＣＳＡ（コミュニティ・サポーテッド・アグリカルチャー）「地域で
支援する農業」についての意見交換と現場のお話をお聞きしました。

実はこのＣＳＡと同じような取り組み「大豆畑トラスト」運動を早稲田商店会を舞台に
して１０年近く前に行った事があります。その時の教訓は農家と商店の間にどちら
サイドにも精通した、信頼のできるコーディネーター役の必要性でした。その辺りの
事も含め、お話しさせていただきました。写真は久し振りの相模湖です。


３月１、２日に大変お世話になった青森の加藤さんが御地元の皆さんと一緒に
品川区の戸越銀座商店街さんを視察され、夜６時から懇親会をされるというので
入れていただきました。青森市だけでなく八戸市で大活躍をされている女性の
皆さんも御一緒でした。突然の乱入をお許しいただいた皆さんに感謝申し上げます。

商工会と商工会議所の合併には反対します。

「５年前の総選挙で日本中の商店街、中小零細事業者の代表として国会に送っていただきました」
と自己紹介する事が多いのですが、日本中にどこにでも商店街組織が有るわけでは有りません。

商店街振興組合どころか「任意の団体」と、まるで勝手にやっているように扱われている商店会
さえも組織出来ない地域の方が多いのです。

しかし、全国に商工会は有ります。商工会の商業部会で一生懸命頑張られているお仲間は大勢
いらっしゃいます。その商工会と商工会議所を合併させようという動きが何年も前から始まっていま
すが、私は反対です。

名前が同じようでやってる事も似ている。それならば効率を考えて合併させたらどうだ、という議論
には明確に反対します。

効率を考え、無駄を省く事には大賛成ですが、そもそもこの二つの組織は別物ですし、合併する
事で中小零細事業者の活性化に陰りが出て来ると私には思えてなりません。目的が何なのかを
忘れ、結果責任をとらない、まさに役所の論理に思えてなりません。

福島経由で青森から戻りました

昨日（３月１日）１８時０６分に青森駅に到着、駅には青森市新町商店街振興組合副理事長で
「まちづくりあきんど応援隊」の隊長をお務めの加藤 博さんが出迎えてくれました。

加藤さんに美味しいお寿司を御馳走になった後、青森県商店街振興組合連合会主催の講演会に
出席させていただきました。講師は宮城教育大学の結城 登美雄先生、演題は「地産地消で地域の
再生を」。ＣＳＡ（コミュニティ・サポーテッド・アグリカルチャー）「地域で支え合う農業」という興味の
あるお話でした。

今日（３月２日）は毎月１度、朝午前７時３０分から開催されている「まちづくりあきんど応援隊」の
朝会に出席させていただきました。市役所の皆さんも参加されての朝会、青森の商店街の元気の
基を見たような気がします。


朝会終了後、加藤さん（左）と新町商店街青年部長の内藤 亘（右）さんとの３人での記念写真です。


１１時４０分青森駅発の特急電車に乗って八戸、八戸から東北新幹線で福島市に向かい
福島駅のすぐ傍のホテルの喫茶室で福島のお仲間と「アトム通貨事業」と「震災あんぜん
パック」の打ち合わせをしました。

写真は皆さんとの記念ショット、コーヒーサロンの従業員さんに撮っていただきました。
観光協会さんが中心になって福島市でも「アトム通貨」が始まりそうです。