役所や商工会議所さんに協議会参加のお誘いをすると「現状、いろいろな
地域と連携しているので新たな所と連携する意義は薄い・・・」と、お断りの
メールをいただきます。
役所が予算を使わずに商店街を動かせる絶好の機会だということがお分
かりいただけないようで、残念です。
東日本大震災の時に東京では帰宅困難の皆さんに幾つもの商店街や地元
区役所がお味噌汁やスープの炊き出しを行いました。商店街でも区役所の
テントでもお味噌汁やスープが全て無くなりましたが、商店街のテントでは
「ありがとう」「残念だな」と言っていた帰宅難民の皆さんが役所のテントでは
「数量を考えて用意したのか!」「待っているからすぐ作れ!」と言われ、
役所の若手職員の心が折れたのを思い出していただきたい。
「民間で出来ることは民間にやらせる」、私は重要な事だと思います。
この協議会は会員同士での協定はありません。実際に各々の組織で事業
計画に上げた活動を、この協議会で行うと、より広がりと具体性を持たせた
事が出来る、という読み方をしています。
協議会にはNPOも企業も参加が出来ます。まさに行政と民間のコラボです。
我々は「赤ちゃん一時避難プロジェクト」で行政の信用を付与された民間が、
その民間らしいフットワークで思いもかけなかった活動が出来たことを実体験
しました。だからこの活動に名乗りを上げ、採択していただきたいと思っています。
明後日の5月17日(金)は戸田市役所さんと豊島区役所さんに伺います。
戸田市さんはまだ時間が決まっていませんが、豊島区さんには午後4時30分
に伺い、高野区長さんと面談させていただきます。豊島区さんへのお誘いは
新潟県湯沢町の上村町長さんからのリクエストです。