Y子の部屋

農家の主婦が綴る農村生活あれこれ

どんどん焼き

2008年01月15日 14時47分33秒 | Weblog

そして夜には「どんどん焼き」がありました。
お当番さんは夕方5時に集まり、事前に用意しておいた薪に火をつけ準備します。
雨も降らず風も吹かず、いい具合に炎が上がります。

地区の皆さんも徐々に集まってきました。
6時。御小屋の投入。
数人で担って投入するのですが、これはお当番さんに限らず男の人は皆快く手を貸してくれます。
大火の上にスクッとうまく収まりました。
一瞬辺りは暗闇となりました。
モクモクと濃い煙が立ちヒバのバリバリという心地よい音とともに
勢い良く炎が立ち始めました。
歓声が上がります。
それぞれに正月飾りや達磨や書初めなどを炎に投げ入れます。

炎が納まってくるとおだんごを焼きます。
おだんごの焼けるいい匂いが漂ってきます。
火の勢いがなくなってくるとともに、人影も減っていきます。

お当番さんはひたすら炎を見つめ燃え尽きるのを待ちます。
薪の量もちょうどよかった、いい熾きができた、持って帰りたい
などなど話していましたが
徐々に口数も減り静まり返り暗闇が戻り体もすっかり冷えてしまいました。
消防団の人たちにも手伝ってもらって完全に消火したのが8時半。
これまた、最初から最後まで見届けたのは初めてでした。
おもしろかった。
次回は十何年後か。たまにまわってくるお当番さんだから頑張って面白くやれるというものですね。

育成会の役と重なって連日のご奉仕でしたが、これでお役目は全て終了しました。
やれやれ。

獅子舞

2008年01月15日 13時46分37秒 | Weblog

14日は子供クラブで各戸を廻る「獅子舞」がありました。
中学生が中心となり地区の全戸を廻り神棚のところで厄払いを行います。
実際に「舞う」ことはなく「パクパク」とやるだけですが
新年のおめでたい行事としてご祝儀をいただけます。

私も育成会の役員として一緒に廻りました。
子供たちの方がよく承知しているので何も口出しすることもなく、ただ付いて廻っただけです。
実はこうして地区全体を廻るのは初めてで
あ、ここはこうなったんだ、とか、ここが○○さんちなんだ、とか
地区のことを知ることができてよかったです。

66戸全部を廻るのにちょうど3時間かかりました。
最高気温4℃の寒い中、子供たちもよくがんばりました。