私がコタツにあたっているとどこからともなくコロちゃんがやってきて
ねーねー、やって、早くー
と要求するのです。
図体は立派な大人ですが、まだお子チャマなのでジャレたくってしょうがない。
しかも「手にジャレる」なんて原始的なことをやりたがる。
でもちょっとワザがあって、コタツ布団の下からチョロチョロと手を出してやる。
そうするとうれしくなっちゃって
こんなんなっちゃう。
私の手をガッシと抱え込み(なるべく布団でガードする)後ろ足でガッガッガッと蹴りまくる。
イテテテッ。
サッと逃げる。
わざわざ遠くから襲い掛かる。
尻尾を毛バタキくらいにふくらませ、鼻をフーフーしながら。
30cmくらいジャンプしたり。
お陰で私のカヨワイ手は傷だらけだよ。
甘えたい時には、さすってくれろ、と要求する同じ手だよ。
もっと大事にしろ、と思うのだけど、ついつい提供しちゃうんだなあ。