オペラ蝶々夫人は長崎が舞台になっている。グラバー園の中で2人のオペラ歌手に出会える。
蝶々夫人を数多く歌ったことで知られる三浦環さん。日本では有名なオペラ歌手。
ヨーロッパの劇場で1000回以上も蝶々夫人を歌った喜波貞子さん。
日本ではほとんど知られていないが、ヨーロッパでは有名だったとか。彼女の祖母は長崎出身の日本女性で、祖父はオランダ人の薬学者。横浜で育ち、17歳で単身ミラノにわたってオペラ歌手になり、大正11年(1922年)20歳の年に「蝶々夫人」でデビューを飾った。昭和58年(1983年)にフランスのニースで亡くなった。
長崎は混血児がたくさん活躍した街でもある。それで喜波貞子の思い出も飾られているのだろう。