北方民族植物標本園というエリアへ。
アイヌ、ニブヒ(フ?)(ギリヤーク)、ウィルタ(オロッコ)の3民族が利用した植物を紹介している。
ホオヅキ。アイヌ。ひびやあかぎれに汁をつけた。
トリカブト。アイヌ。羆を採るために矢毒に使った。
オオタカネイバラ。ニブフ。枝を柱の下に入れ家の守りにした。
ハッカ。アイヌ。葉を噛んで痛み和らげた。
蕨。アイヌ、ニブフ。根や若葉から澱粉をとった。
カタクリ。アイヌ。澱粉を採った。
キジカクシ。アイヌ。帽子をつくり、皮膚病の薬にした。
ギョウジャニンニク。アイヌ、ニブフ、ウィルタ。
若い茎や葉を食用にした。
シオデ。アイヌ。眼病の薬として使った。
サラシマショウマ。アイヌ。強心剤として使った。
エゾユズリハ。アイヌ。葉をたばことして使った。
フッキソウ。アイヌ。用途の広い薬用植物。
マユミ。枝や幹で箸などを作った。
シラカンバ。アイヌ、ニブフ、ウィルタ。樹液を飲んだり砂糖の代用にした。木材として灯火に使い、樹皮で容器を作った。
ゲンノショウコ。
葉や茎の煮汁を腹痛や下痢の薬として使った。