『そぞろ歩き韓国』から『四季折々』に 

東京近郊を散歩した折々の写真とたまに俳句。

四季折々823  初秋の北海道大学植物園4

2017-10-02 20:59:59 | まち歩き

北方民族植物標本園というエリアへ。

アイヌ、ニブヒ(フ?)(ギリヤーク)、ウィルタ(オロッコ)の3民族が利用した植物を紹介している。

ホオヅキ。アイヌ。ひびやあかぎれに汁をつけた。

トリカブト。アイヌ。羆を採るために矢毒に使った。

オオタカネイバラ。ニブフ。枝を柱の下に入れ家の守りにした。

ハッカ。アイヌ。葉を噛んで痛み和らげた。

蕨。アイヌ、ニブフ。根や若葉から澱粉をとった。

カタクリ。アイヌ。澱粉を採った。

キジカクシ。アイヌ。帽子をつくり、皮膚病の薬にした。

ギョウジャニンニク。アイヌ、ニブフ、ウィルタ。

若い茎や葉を食用にした。

シオデ。アイヌ。眼病の薬として使った。

サラシマショウマ。アイヌ。強心剤として使った。

エゾユズリハ。アイヌ。葉をたばことして使った。

フッキソウ。アイヌ。用途の広い薬用植物。

マユミ。枝や幹で箸などを作った。

シラカンバ。アイヌ、ニブフ、ウィルタ。樹液を飲んだり砂糖の代用にした。木材として灯火に使い、樹皮で容器を作った。

ゲンノショウコ。

葉や茎の煮汁を腹痛や下痢の薬として使った。 

 


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