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引っ越しました

WRTC 2014 European Team Review その3

2014-08-19 00:33:00 | コンテスト
アメリカチームに続いて昨夜開催された欧州チームの振り返りです
出張中のためWebinarの開催時間に間に合わず途中からの参加となったため、最後のプレゼンテーションの抄訳のみとりあえず載せておきます

残りはWWROFのウェブページに掲載されたら載せる方向です
W1Lチーム(OM3GI+OM3BH)

・われわれは誰? OM8Aのチームメンバーです

・参加資格 
  欧州4エリア 欧州中部(HA-OE-OK-OM-S5-SP)
  5チーム
  欧州4エリアの参加資格獲得は激戦
  
・準備
  2010年からWRTC2014に向けて開始
  CQWW,WPX,ARRKにOM、CT3から参加
  (Madeira Contest Team他に感謝)
  機材の準備(最後の数ヶ月)
  CQ-Mコンテストでのセットアップテスト
  (最初で最後)
  ログの分析(IARU HF 2012,2013)
  戦略についての終わりのない議論と伝播のモニター

・セットアップ
  トランシーバー
   OM3GI IC7600(コンテストでバンドスコープを使いたいため)
   OM3BH K3+P3(重量の観点で選択)
  バンドバスフィルター2台 OM6BPF
  WRTC用バンドスイッチ(デザインOM3GI、ソフトOM3BC)
  アンテナスイッチ 2x6
  トリプレクサー デザインVA6AM バンドスイッチ内に内蔵(OM3GI)
  ラップトップ2台
  BCCプリセレクター2台(実際には必要なかった)
  アンテナチューナー(80mSSB用)
  110/220V変換トランス
  予備機 K3
  ログ:WinTest
  音声録音:WinTest

・戦略と戦術
  オペ二人とも同等
  各自で判断(CQ,S&P、モード、バンド、QSY)
  1局は常時20mで運用
  CWの注力(SSBよりも効率的)
  パイルアップがない場合はSSBに時間を少し費やしCWに戻る
  マルチを呼ぶのは2・3回が上限
  5ポイントQSOの注力

・ロケーション サイト14

・W1Lチーム
  サイトマネジャー W1MA
  レフリー     NF4A
  テントスポンサー SP3KEY/SN3R

・うまくいった点
  セットアップの信頼性と機能性
  セットアップのフルオートメーション(バンド変更は数ms)
  BPF,アンテナスイッチ、トリプレクサーをコンパクトに
  一体化することにより配線を簡略化
  出力減少は最小 伝送損失は0.7dB以下
  P3アダプターとIC7600のバンドスコープを利用
  (S&Pとバンド変更に非常に有効)
  送信機間の相互干渉は全く無し

・課題
  戦略への抵触:
  1局は常時20mで運用し5ポイントQSOへ注力
  (80mに時間を費やしすぎた)
  10mのモニターに時間を費やしすぎた
  S&P時に2ポイント局を呼んで時間を無駄にしないこと

・統計
  大陸別:Eu48%、NA47%、SA2%、AS2%
  レート
  CW対SSB CW 79.5%、SSB 20.5%





コメント
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