万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌0889 家にありて0817

2013年03月07日 | 万葉短歌

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万葉短歌0889 家にありて0817

家にありて 母がとり見ば 慰むる
心はあらまし 死なば死ぬとも  山上憶良

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いへにありて ははがとりみば なぐさむる
  こころはあらまし しなばしぬとも
山上憶良(やまのうへの おくら)=第887歌、第63歌参照。
【編者注】「熊凝のためにその志を述ぶる歌に敬和する六首」の第四首。脚注に「一云 能知波志奴等母」(のち[後]はし[死]ぬとも)。
【訓注】[真名仮名略対応]家(いへ=家)。母(はは=波々)。心(こころ=許々呂)。死なば(しなば=斯奈婆)。死ぬ(しぬ=斯農)。