万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌0918 沖つ鳥0839

2013年03月29日 | 万葉短歌

2013-0329-man0918
万葉短歌0918 沖つ鳥0839
 
沖つ鳥 荒磯の玉藻 潮干満ち
い隠りゆかば 思ほえむかも  山部赤人

0839     万葉短歌0918 ShuC287 2013-0329-man0918
 
おきつとり ありそのたまも しほひみち
  いかくりゆかば おもほえむかも
山部赤人(やまべの あかひと)=題詞原文には「山部宿祢赤人」。第318歌参照。
【編者注】題詞読下しは、「神亀(じんき)元年甲子(きのえね)の冬の十月五日に、紀伊(き)の国に幸(いでま)す時に、山部宿祢赤人が作る歌一首 并せて短歌」。その長歌(第917歌)への「反歌二首」の第一首。
【訓注】沖つ島(おきつしま=奥島)。荒磯(ありそ=荒磯)。潮干満ち(しほひみち=潮干満)。い隠り(いかくり=伊隠)。思ほえむ(おもほえむ=所念武)。