万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌0910 神からか0833

2013年03月23日 | 万葉短歌

2013-0323-man0910
万葉短歌0910 神からか0833
 
神からか 見が欲しからむ み吉野の
滝の河内は 見れど飽かぬかも  笠金村
 
0833     万葉短歌0910 ShuC272 2013-0323-man0910
 
かむからか みがほしからむ みよしのの
  たきのかふちは みれどあかぬかも
笠金村(かさの かなむら)=題詞には「笠朝臣金村」。第231歌、364歌参照。
【編者注】前の「反歌二首」のあとに、「或本反歌曰」とあって以下の三首が続く。その第一首。
【訓注】神(かむ=神)。欲しからむ(ほしからむ=欲賀藍)。み吉野(みよしの=三吉野)。滝(たき=滝)。河内(かふち=河内)。見れど飽かぬかも(みれどあかぬかも=雖見不飽鴨)。