夜霧のかなたへ別れを告げ、雄々しき丈夫、出でてゆく。ロシア民謡「灯」の一節
です。「鉄砲に花飾り、兵隊さん戦争に行く、二十歳の恋を胸に、足並みそろえていく・・・けれど夏になるといつだって出かけていく、空が見ているよ、長い長い行列を」。これはシャンソンの一節。1940年頃、凶暴なファシズムの嵐が、全欧州をおおい、此方日本でも残忍な侵略戦争を近隣に仕掛けていました。アメリカでもヨーロッパでも、日本でも、中国でも、ロシアでも、青年たちは銃をとり、そして若い命を無惨に散らしました。 . . . 本文を読む