経済学には二種類ある。これは大きく対立している。一つは「お金の経済学」、今ひとつは「家計の経済学」
お金持ちや資産家は、お金は利殖(投資)で増えると信じている。お金でお金を売買する資産取引(金融取引とも言う。為替、株式、不動産、商品取引はほとんどが不労所得をねらう)は、一日4兆ドル(300数十兆円)が猛烈な勢い、取得してもすぐに放つ、トランプのポーカーより早い速度で動き回る。もうバクチ以外にお金の使い道がないという世界に入っている。その金額は、世界の貿易額の100倍超。株式や商品や土地だけではなく国・公債までを投機の対象にしている。マネーゲームが世界中で野放しになっている。グローバリゼーションの重要な側面だ。
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120625 政界のメルトダウン
消費税増税法案が、社会保障と税制との一体改革という名の下に、大連立の形で衆議院を通った。大連立で、与党は89%、もはや二大政党制はメルトダウンしてしまった。社会保障などには関心のない政党だから、増税だけが突出して、日本は大変な格差社会に、きりもみ状態で突入して行くに違いない。 . . . 本文を読む