ワールドベースボールクラシック(WBC)の観戦を毎日楽しむことが出来た。野球の本場の諸国の対抗戦というだけあって、各国は祖国の名誉をかけて力一杯闘っていた。これは普通のプロ野球の熱戦とは全く次元の異なるスポーツだと思った。特に日韓戦は圧巻で、両国民を熱狂させた。 . . . 本文を読む
コーラスは自分にとって趣味であるのかないのか、依然としてよく分からない。おそらく趣味ではないのではあるまいか。何となく私のコーラスとのつきあいはご都合主義的であるし、適当すぎるようである。一生懸命やっている仲間にはまことに申し訳ないことだ。40年ちかい歳月をコーラスから遠ざかって、何とも枯渇感を覚えなかったのだから、コーラスは単なる戯れ事にすぎないように思う。 . . . 本文を読む
戦争がいかに狂気を暴発させるか、日本の敗戦の年の空襲を振り返らざるを得ない。万を超える死傷者が連日出ているのに、天皇制政府は戦争継続を叫び、停戦とか講和のすべを知らない連中が日本の操縦をしていた。昭和の20年以前に戦争を終結させていたならば、歴史に「もしも」を入れて考えるべきではないかも知れないが、政治とか外交とか言うものがいかに大切かを改めて思い起こす。 . . . 本文を読む
誰でも戦争を憎む。反面、誰でも憎い敵に対しては武力で一撃を加えて黙らせたいと思う。北朝鮮がテポドンを発射するという。こん畜生と思う人は多いはずだ。ミサイルにはミサイルでという気持を、前後のことを考えずに人々が持つとき、そこに狂気に通ずる回路が見えるようになる。
この心理を操り、軍拡主義者は増殖をもくろむ。 . . . 本文を読む
私の家は狭い。しかし庭は広い。これは私のこだわりである。立って半畳、寝て一畳だ。家は滅ぶが庭は滅ばない。私の価値観は家つくりではなく庭つくりである。とはいえ、腕があるわけではなく、ただ単に土のにおいを求めているだけではあるけれど。私は、孤独を好まない。従って友を求め、家は庭も加えて時々オープンハウスにする。家で語り、酒を酌み交わす、時には談論をし、時には放歌をする。近所が少し迷惑しているかも知れないが、頻繁ではないし、声が外部に漏れないのでこれまで苦情を頂いたことはない。これもわが家を囲む大きく育った樹木のおかげである。 . . . 本文を読む
090315野菜はなぜ作らなくなったか?
今日NHKテレビで野菜についての番組をやっていた。若者の間で野菜と魚の消費が減り、少子高齢化と家族が小さくなったおかげで、野菜のまとめ買いが減り、カット野菜とか惣菜とかのかたちで、コンパクトな包装になったことなどを知った。面白かったのが、主婦たちがスーパーなどで、野菜のパックをひっくり返して手に取り、眺めすかして、綺麗で傷のないものをより取りするために、売れ残りが少なからず生ずること、業者はそういう主婦たちの挙動を知っているので、野菜の包装をこぎれいにする、規格をそろえるなどのことをする、従って流通の途中で規格外のものを捨てる等のことが行われているという事実であった。 . . . 本文を読む
トマトのタネを配ったところが増えた。2005年から始めた西洋トマトのタネ配りは、年々拡がっている。これは面白くなってきた。最初は勿論無料で差し上げた。2005年には20カ所も配った。 . . . 本文を読む
090314無料英語サロン。
もう五年も前から始めている英語サロンだ。今日も10人集まり華やかに楽しい会話を楽しむことが出来た。別に人集めをしているわけではないが、中軸のメンバーを中心にして枝が伸びていくように少しずつ仲間が増えている。登録メンバーは優に20人を越えているかも知れない。無料で来てくれる米国の友人の存在は大変大きい。 . . . 本文を読む
「大きいことはいいことだ」という信仰は現代社会においてもっとも固く信じられていることである。小企業よりも大企業がいいというのは、就職運動における常識である。企業の本質から言えば大企業はつぶれないかといえばそうはいかない。実際は小企業は簡単につぶれるが大企業は簡単につぶれない、いやつぶせないというのが現代社会のもっとも悩ましい問題である。銀行でも大量の負債があるところの方が社会的な損失が大きいのでつぶせないということである。つまり、銀行でも企業でも大きさは行き着くところに行き着いているわけで、グローバルに拡がるしか仕方がないが、その結果が今般の国際金融危機。どうしようもないしっちゃかめっちゃかぶりである . . . 本文を読む
090305ブラジルから友を迎えて
もう二年になる。ブラジルへ旅行したのは2007年の正月過ぎ、仕事を兼ねての8度目の旅であった。この度の目的の1つが、セラードといわれる広大なサバンナ風熱帯疎林地域の日系農家である。40年前から開発され、先進的な日系農家が入植をして、コーヒー、フェジョン、ニンジン、トマト、綿、ニンニクなどの畑作地域を作っていた。こんな農家の一人でトマトやバナナを作っているMさん(石川県出身の二世)が、仕事仲間のブラジル人を伴ってやってきた。言うまでもなく、楽天的で朗らかな気質のブラジル人は、日本に来てさらに明るく振る舞い、旧友に対するのだ。 . . . 本文を読む