朝は零度近く、庭に下りるとサクサクと音がする。これは霜。早朝5時半は暗くで足元が見えない。手袋を二重にしても指先が感覚がなくなるほど冷える。
いつものように二時間ほど、多摩川岸を歩いて、庭でバラの基肥施肥と明日葉の防寒対策を行う。寒冷紗をかぶせるだけの簡単な作業だが、効果のほどはわからない。
昼ごろ、お隣の老婦人が庭の明日葉を収穫して私に届けてきた。昨年、こぼれたタネを差し上げたところ、彼女はこれで苗を作り庭に定植し菜園のメンバーとした。あまりに瑞々しく、食べるのは惜しいので窓際に置いて鑑賞に供している。玄関わきに置いていたストレチアが今年花をつけた。何も世話をしないけれども、米のとぎ汁を与えてきた効果が出たのか?
午後、鹿児島から知友(農家)がやってきた。自作のサツマイモと、陸上で養殖したハマグリを持って。数人のトマトの会のメンバーに紹介し東京への販路作りの応援をお願いした。
夜、英語サロン新年会。14名で部屋がいっぱいになる。外国のお客さんは米国、ノルウエイ、エルサルバドルの男女4名。それぞれに飲食を持ち寄って交歓する例年の行事ではある。
こうして14日は、凍えるような一日を楽しく終えることができた . . . 本文を読む
朝の散歩は終わると、お茶を沸かしたりジュースを絞ったり、草花にあいさつをして、新聞をゆっくり読む。私と対照的に、メガバンクを勤めあげ、後期高齢者になっても不動産管理のスキルを活かして、週4日のビルの管理人で頑張っている友人がいつものように年賀状にびっしりと「世相診断」を記して送ってきた。彼との付き合いは永いが昔から世の中、いや世界の動きをマスコミを通じて舐めるように収集、観察し、頼まないのに時折いろいろなニュースや彼の評論を送ってくる。
彼は現場で働くのが喜びであることを公言し、あちらこちらのビル管理の現場を歩き、一方で月1回のコーラスを楽しみ、カラオケ仲間も2グループを持ち、飲み友達として最高のメンバー持っていると “老いてますます盛ん”と賀状の中で自負している。ともかく、一人で暇をもてあそんでいる、遊び人の私に比して、人生をフル稼働している彼の旺盛な好奇心と行動力にはうらやましく、頭が下がる。 . . . 本文を読む
透き通る冬の空に燦然と輝く下弦の月とそばに輝く宵の明星(金星)の対照は素晴らしい絵になっている。寒すぎて耳が凍るように痛い早朝の散歩でも、明け方の空を見ると気持ちが高まっていく。今朝の新聞に出ていた「超新星爆発とブラックホール」の科学ニュースはぴんとこないながら胸騒ぎのする不思議な記事だった。超新星爆発とブラックホールは、どちらも現実生活とは無縁ではある。宇宙の運動がこのような言葉で説明されているので、実在するからには、数字で説明できなければならないが、数字が超巨大、または超極小で、我々が知覚できる数字とか五感の範囲から離れすぎて現実感もないわけだ。それでも、知りたい、聞きたいという衝動がわくのである。 . . . 本文を読む
朝の散歩は終わると、お茶を沸かしたりジュースを絞ったり、草花にあいさつをして、新聞をゆっくり読む。私と対照的に、メガバンクを勤めあげ、後期高齢者になっても不動産管理のスキルを活かして、週4日のビルの管理人で頑張っている友人がいつものように年賀状にびっしりと「世相診断」を記して送ってきた。彼との付き合いは永いが昔から世の中、いや世界の動きをマスコミを通じて舐めるように収集、観察し、頼まないのに時折いろいろなニュースや彼の評論を送ってくる。 . . . 本文を読む