田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

市とは人の存在を確かめ合う場である(3)・・・雲南を歩いて思ったこと

2008年01月30日 11時41分47秒 | 平和
雲南地域は数千年の長い年月にわたり多数の少数民族を抱擁し、おそらくそのうちの大部分の時代は平和共存をしてきたと思われますが、それを可能ならしめた条件とは何なのでしょうか。 . . . 本文を読む

青年よ、世のために起て・・人々の身近なニーズを満たして上げましょう(1)

2008年01月18日 12時34分10秒 | 青年よ、世のために起て
●奴隷社会に置かれている青年を救出しよう  青少年が未来を信じていないとすれば、私どもの社会には未来がありません。青少年は、生まれたまもなく受験戦争に放り込まれ、競争社会、格差社会の思想に染められていきます。その間に、深く自分自身を見つめること、友達を作ること、夢に挑戦することなどが出来ません。受験競争に勝ったものでも、そこで安住できません。世界は激動し、グローバル化しておりますし、10年先、20年先の見取り図のない世界のなかに人々は生きています。職にありついた青年たちも今度は厳しい市場競争、企業競争に晒されて、リストラの声におびえながら夜遅くまでマシンのように働かされています。これは一種の奴隷社会ではないでしょうか?日本は有数の経済大国になったのに、どうして青年たちに夢を与えられないのでしょうか?私はこういう青年たちを見て、心から同情しています。青年たちに夢と希望を与えることは出来ないのか、これは大人たちの等しく負うべき責任ではないでしょうか? . . . 本文を読む

市とは人の存在を確かめ合う場である(2)・・・雲南を歩いて思ったこと

2008年01月18日 11時23分38秒 | 平和
グローバリゼーション(国境を取っ払い誰でも自由に商売できるようにしましょうということ)がやかましく叫ばれる今日です。詰まるところ、ドルというアメリカ合衆国の紙幣、つまりアメリカ政府の信用が世界の隅々まで価値の基準である経済システムにしましょうということです。 . . . 本文を読む

市とは人の存在を確かめ合う場である(1)・・・雲南を歩いて思ったこと

2008年01月17日 00時23分01秒 | 平和
1999年6月はじめ、ふらっと雲南省(中国)を歩いてきました。雲南省といっても「それはどこ?」とおっしゃる方がまだいる(失礼)かもしれませんが、ここは中国の一番南の省で、面積は日本全土とほぼ互角、東からヴェトナム、ラオス、ミャンマーとそれぞれ国境を接し、西北部がほぼチベット高原とつながっています。だから「歩いてきた」というのはウソで、飛んで、降りて、跨いで、かすってきた、その動いているわずかな瞬間に、写真を撮りまくってきたというのが正しい表現です。 . . . 本文を読む

合唱グループに加わって(1)・・最初は気おくれしたが

2008年01月16日 12時47分50秒 | 愛・LOVE・友 
昔、昔、大昔。大学を卒業して就職し、その初出勤日に隣の先輩が、昼休みに私を連行して、合唱をさせられたのが私の初体験でした。これが職場合唱団だと私は悟りました。歌など中学を卒業してからまともに歌ったこともなく、流行歌も歌謡曲も特に好きではなかったので、その場に連れて行かれたときはまさに虚をつかれたものでした。その場に行くと、黒いスカートと白いワイシャツを着た、制服姿の美しい女子社員が10人以上ずらりと並び、にこにこして私たちの新入社員を待っていました。「!!!」・・・・。 . . . 本文を読む

トマトの宝石箱(1)・・・おしゃれなカラフル・ミニトマトをパック

2008年01月15日 00時19分50秒 | トマト
「がんこな農業人との出会いをつくるMEGNET」では、トマトフェスタに集まった全国の農家や消費者たちとの出会いの中で、おしゃれなトマトパックを開発しました。トマトには、赤、白、黄色、黒、紫、緑など様々な品種があり、創造農学研究会(since1993)のトマトフェスタ(since2004年)で紹介されました。これらの色はそれぞれ特殊な色素を持ち、色素は栄養成分を表しています。たとえば、赤ならリコピン、黄色ならベータカロチン、黒、紫ならアントシアンなどが優越的に含まれています。トマトの宝石箱は、色々なトマトを組み合わせて、栄養成分、機能性成分を毎日、スナック感覚で食べられるように工夫したものです。正味は200グラム入りで、一パック当たりの値段は500円。(写真は雑誌月刊「現代農業2月号」に紹介された「トマトの宝石箱」です。ページ左側。) . . . 本文を読む

いよいよ食糧不足の時代が始まった・・農死と亡国の淵をさまよう日本(2)

2008年01月14日 13時20分20秒 | 時評
日本は年間6000万トンも食料を輸入しています。日本は世界最大の食糧輸入国です。このことをほとんど日本人は知っていると思いますが、あまり重大視していないのが現状です。そんなに深刻に考えることもあるまい、輸入できる間は、それでいいじゃないか、ぐらいの議論で納得している人がまだ多いのです。 しかし、危機はすぐそこにあります。 . . . 本文を読む

子どもたちに美しい地球を贈ろう(4)アトピー、アレルギー、小児喘息のなかった時代

2008年01月14日 11時45分28秒 | 時評
今から40年前には花粉症、小児喘息、アトピーという病気は日本ではありませんでした。それが毎年増えていって、今ではアレルギー、アトピーに苦しむ人は、数人に一人というひどい状況になっています。今の子供の40%は何らかのアレルギーを持ち、20%がアトピーという惨状です。皮膚がかゆいといって苦しむ幼児のすがたや、食物アレルギーがあるといって、美味しい食べ物を食べられない人を見ていると、こちらまで苦しくなります。 学会とか有識者は、アレルギーが増えたのは「大気汚染」「自動車の排気ガス」も荷担している、いや「食品添加物」のせいだ、「密閉した家屋」にも原因があるなどなどの諸説がありますが、どうも決め手に欠いているようです。 ところが、お聞きになった方もいると思いますが、アトピーの治療には寄生虫から抽出した物質がいちばんいいということが分かってきました。寄生虫とは、回虫、サナダムシ・・年配の人がご存じのあれです。 . . . 本文を読む