朝7時、駅前に若者の群れがいる。いまわかものは、二人に一人が派遣社員の時代だそうだ。派遣会社に登録して、何時働きたいか連絡し、連絡があれば派遣先の会社に行って働く。企業が雇用責任を負わないので、使い捨てできる労働力として、急増中とか。派遣会社数は16800社も。そこ働く労働者は236万人(2003年、厚生労働省調べ)時間給与は900円前後、1000円までは交通費、食事代は自己負担。何という凄惨な時代か?これが自由競争、競争原理社会の理想の姿なのか?彼らの行き先はキャノン、東芝、NEC・・・今をときめく大企業たちである。凄惨な原始資本主義に戻った日本である。政治の責任は重い。特に、規制緩和と称して、製造業にまで派遣労働を認めさせた小泉・竹中の政治責任は思い。 . . . 本文を読む