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「想定外」ということは、原発関係者が「想定」を勝手に狭くした結果に過ぎません。自分が作った想定で十分だを決め込み、津波や地震の危険場所に原子炉を並べる設計をしました。そして実際に事故が起これば「想定外」と開き直ります。科学者は自然に謙虚に向き合うべきです。科学者は自然の複雑さを知っているはず、予知もできない、想定もできない怖さの自覚が必要なのに、お金の話がちらつくと、リスクに鈍感になります。地震も火山爆発も、豪雨も、ガンもエイズやエボラ出血熱も、科学者は災害が起こってからデータをもらい、これを分析して対策を考えて来ました。データがなければ動けないのが科学です。データ無視、データねつ造、データ無しで動くのは反科学です。人類は地震を止めたり、火山爆発を緩和したり、死者を生き返らしたりすることはまだできません。原発グループは、社会を壊した事故が起こったことの反省もそこそこに、当面の金儲け目的だけで、適当に「想定」をいじり直し、「再稼働ありき」の動きに出ていると思われます。運営している人々の、反科学、傲慢さと思い上がりを憂います。
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