それが思考する主体を抑圧する。今般の総選挙で自民・公明両党が三分の二を得たことで、これに反対する勢力が窒息、瓦解したととらえるのか、そうでなく、この背景をたとえば、政策分析、得票数、前回との比較、投票率、対立政党の消長等の総合的な視点から分析し直すと、その結果をもたらした背景が見えるようになる。その分析に立って改めて総合すれば、強さともろさの両面が浮き彫りにされ、たたきの展望も見えてくる、選挙の結果は決して自民党、公明党が強固な力を持っていることの反映ではなく、アベノミックス等という奇態なはぐらかし、睡眠剤の政策宣伝でが有権者が幻想を抱いた結果と見ることが正解だ。つまり実にもろい『岩盤』の上に成立している議席である。もしまともな政策対決、マスコミがこれを伝えるなどの正常な民主主義が存在していれば、選挙結果が大きく違うであろうこと等が予想される事態となっている。つまり情勢は大きく動いていて、基盤が変化していてちょっとしたことで振り子のように逆の結果も出るという可能性を示していた。その基盤の変化とは何だろうか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます