ちびた鉛筆のようなトンボが風をひっかきひっかきぼくの背たけを測ろうとするきょうのぼくはすこし大きくなったかな朝ごとにぼくのトンボは生まれてくる水草の夢のどろんこの中から春の野は花ざかり甘い香りに満ちているのでトンボはしばしば風を見失うぼくは腕を伸ばして背伸びしてみるだが羽が濡れているのでまだ飛べない
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