海岸にて

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「これはけして両立しないんじゃなくて、むしろ、両立する」〈鳩山首相〉

2009-10-26 | 民主党

【鳩山ぶらさがり】日米同盟の基軸の方針とアジア重視は「両立しないことはない」(2) (1/2ページ) 2009.10.26 00:33

 

--各首脳会議の冒頭、首相は「日米同盟が日本外交の基軸」と説明した。米がいない会議でそういう表明をするのは異例だという声もある。違和感を覚えるという各国、外交関係者の話もある。意図は何か

 これは日本のスタンスですからね。それはすべての国が分かっている話で、何も違和感がある話ではありません。どなたも、少なくとも、首脳の方がわたくしに対し違和感があるというお話は一言もありません。わたくしは新政権、やはり日米関係というものを一番、というスタンスは変えませんよと。ただ、アメリカ(との関係)にとってでありますが、日本にとって、よりアジアというものを重視する必要がある。これはけして両立しないんじゃなくて、むしろ、両立する。互いにウィン・ウィンの関係というものを作り出していける関係で、何も違和感のある話ではない。われわれのスタンスをまず申し上げたということでありまして、わたくしは常に、新政権というものはこういう外交姿勢でいきますよというときに、日米同盟の重要性を申し上げておりますから。そのときにはわたくしは、すべての首脳の方は、ストンと落ちたんじゃないかと思います

 

--アメリカの共同体への関与は、最終的には参加国として関与すべきか

 「これは、オーストラリアのラッド首相が提案している『アジア太平洋共同体構想』には、わかりやすくいえばアメリカを入れるか入れないかという話をしたとき、2人でそういう話をしました。そのときわたくしは、きょう、最後の首脳会議の発言として申し上げたのは、『そのオーストラリアのラッド首相の基本的な提案の意味はよくわかる。大事なことはアメリカが入るかは入らないかということに関しては、今、決める必要はないのではないか』。大事なことはASEANの中でも話が出たんですが、いわゆるコネクティビティ、接続性の議論なんで、それが『地理的な接続性が極めて大事だという話であれば、そのときにはASEANだけでやればいいし、あるいは多少空間的にとんでいても良い場合は、日本などが入ってやればいいし、さらに太平洋を取り巻く議論になるときには、アメリカが入るようなことを構想してもいいし、柔軟に重層的に考えていくのが、私の東アジア共同体構想だ』と。そういう話を最後の席で申し上げた。みなさん、大変分かっていただいた、そう思っています」  (MSN産経)

 

  

理念先行、見えぬ体像=鳩山首相・所信表明演説 

 鳩山由紀夫首相は初の所信表明演説で、自身の信念である「友愛政治」の意味や政権交代の意義といった理念を前面に打ち出し、衆院選マニフェスト(政権公約)に盛り込んだ数々の目玉政策は項目を総花的に列挙するにとどめた。どの政策に優先的に取り組み、実現への道筋をどう付けていくのか、具体像が見えてこない

 首相は民主党が圧勝した衆院選に言及し、「勝利者は国民」と強調。脱官僚依存・政治主導の確立を最優先課題と位置付け、弱者や少数派の視点を尊重することが「友愛政治の原点」と訴えた。(続きあり)    (2009/10/26-15:07) (時事ドットコム)

 

 

 

上のぶらさがり記事のような話が、連日、国内でも国外でも延々と続くのですが、論脈は堂々巡り、内容は意味不明。

今日は、首相の「所信表明演説」があり、あいも変わらず、「勝利者は国民」だの「友愛政治の原点」だの、人を煙に巻くような、曖昧な言葉の羅列。 まるでその曖昧さを隠すかのように 「・・私の手を離そうとしない、ひとりのおばあさんがいらっしゃいました息子さんが職に就けず、自らのいのちを断つしか途がなかった、そのかなしみ・・」というような情緒に訴える挿話を織り交ぜる。 こういう手法は鳩山氏の特徴ですが、政治家というより、まるで「宗教家」の話のようです。

 

阿比留氏のブログで、民主党元参議院議員平野貞夫氏の「インタビュー記事」が紹介されていて、その中に鳩山首相論というのがあったのですが、 彼は、いわば意識的「夢遊者」といってもいい」という、びっくり仰天の内容でした。 こんな人をトップに祭り上げてしまった日本。いったいどうなるのだろう。 

 

 

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