海岸にて

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ビクトリア 愛と復讐の嵐2-23

2007-09-16 | 海外ドラマ〈ビクトリア〉

〈CSチャンネルで見ていますので、BSでご覧の方はネタばれご注意〉

[2-23 ルクレシアの罠]

ルクレシアはディエゴに、「カロリーナにビクトリアが本当の親じゃないとばらしたら、(彼女は)ビクトリアを憎むでしょうね。」と脅迫。で、「恋と戦争は手段を選ばない」んだって。

その上、「ビクトリアはカロリーナを奪った。でも私と結婚すれば、警察にもフロレンシアにも秘密にしてあげる」って。~~~

ふうん。こういう結婚の仕方があるなんて初めて知ったわ。ドラマとはいっても。

ここまでして、とにかく無理やり結婚しちゃえばOKって考えが理解できない。だって、好きな人を追い詰めて脅迫しているわけで、この時点ですご~く嫌われることは確定。結婚後のことは頭にないのかな。でもルクレシアは、はじめから相手の気持ちなんてどうでもよかったみたいだったし。めちゃくちゃ楽観的ってことなのかしら。

レナートは、やっぱり、ビクトリアのお金をしっかり狙い始めている。ビクトリアのお金もモンテーロのお金も両方ね。

 

グレゴリオはパトリシオに「モンテーロの女」との結婚の話を持ちかけ、子どもを作り、もし離婚せずに遺産を子供に譲るなら、遺産をすべて譲ると言う。

モンテーロの女って、ビアンカだろうと思っていたパトリシオは、それがフロレンシアだと聞いてびっくり仰天。グレゴリオはすごいこと考えるね。義母と結婚・・いくらフロレンシアがまだ子供ができる年齢だからって・・・。

そこへ、自分の息子ヘラルドを相続人にしたいルベンが登場。アレハンドロがオフィスで裸のイサべラとキスをしていたとチクリにくる。

グレゴリオは、皆の欲を見極めて、遊んでいる。

ミゲルにも甘い言葉を。「私の遺産を相続するか、モンテーロの姓を選ぶか、どちらかを選べ」だって。ミゲルがモンテーロの姓をどんなに欲しがっていたかを知っているからね。

 

ディエゴは、ルクレシアの脅迫に悩んで、荒れまくり。馬に乗っているディエゴってかっこいい~^^^^。 なんて言ってる場合じゃないわ。・・ディエゴは幸せの絶頂から地獄に突き落とされた気分でしょうね。あの性悪ルクレシアと結婚?・・ありえないわ。未来は闇、ディエゴが可哀そう。

ディエゴはビクトリアに誘拐の罪を着せたくなくて、悩み続ける。そして決断。牧場のみんなに、「ビクトリアとの結婚ができなくなった。理由は言えないが、ビクトリアを愛しているから結婚できない」と苦渋の決断を告げる。

そして、フロレンシアのことを打ち明けにきたビクトリアに、ディエゴは、「結婚はできない」と告げる。ルクレシアの脅迫を打ち明ければ、たぶんビクトリアは、「ルクレシアと結婚しないで。カロリーナのことはあきらめるし、自分が刑務所に行く」と言うと思ったのよね。ディエゴは必死に理由を尋ねるビクトリアに何も話さない。、ただ結婚できないというばかり。 わけがわからないビクトリアは、混乱し、大きなショックを受ける。

 

でも、どうなのかなぁ。私はルクレシアの脅迫のことをビクトリアに話して、二人で考えた方がいいと思ったのだけれど。何も話さずルクレシアと結婚・・なんて三人とも地獄じゃないの。まあ、今のところルクレシアは天国のつもりらしいけれど。だけど、あんな女に二人分の人生をくれてやることないわ。

でも、たぶん、ディエゴは刑務所の悲惨さを知っているからこそ、どうしてもビクトリアを守りたかったのでしょうね。

娘を「奪った」というけれど、これってやっぱり誘拐罪になるのかしら。フロレンシアは生んだだけで、自分の事情でビクトリアに預けて、自分自身で育てる気はなかったわけで、(まあ、養育費は送金していたみたいだけど)その後、再婚してよろしくやっていたわけだし。少なくともマルティンが生きていた時は、目の前の幸福で、娘のことも忘れがちだったわけでしょ。

その間、十数年、必死で娘を守っていたのはビクトリアだよね。自分の子供でも子どもを育てるのって大変だと思うわよ。まして女手一つでってことでしょ。

私がフロレンシアなら、突然行方がしれなくなったことは腹がたつけれども、自分が育てられなかった娘を立派に育ててくれたビクトリアに感謝の気持ちの方が大きいのではないかと思うわ。

とはいっても、養子に出したということではないので、やっぱり誘拐罪なの?

さて、気の重い重ーい展開。ルクレシアの高笑いが聞こえるようです。最近よく思いますの。正義はどこへって。


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