詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

「某大橋の悲劇」の巻

2024-06-15 09:33:21 | 千駄記

キジ(雉)。日本の固有種ともいわれる。

国鳥といわれるけれどもこれは日本鳥学会が選定しただけで、

大相撲協会が相撲を国技と名乗るのと同じ。

国花も桜や菊が思い浮かぶけど決まってないらしい。

国宝や特別天然記念物は法的に定められているけれども、国歌「君が代」と

国旗「日の丸」以外に法律的に決まっているモノはないという。

国蝶といわれるオオムラサキも日本昆虫学会が決めただけのこと。

どうせなら国の法律でそういうものを決めてほしいよね。

 

6/15(土)曇晴

 

今日は2名ほど出勤しています。暑い中ごくろうさんです。

ボクは午後から短歌教室という名のデイサービスのアルバイト。

暑い中、デイサービスにようこそ!って言ったら怒るだろうな。

 

吉報ひとつ。

わが晴影写真部のメンバーが某全国紙の写真コーナーに佳作入選したそうです。

佳作というのは新聞紙上に載るか否かはわからないとのことですが、

掲載されれば「晴影写真部」の名が世に響き渡るね。

 

撮影ツアー中のとある大きな橋の上。

空が明るくなったころシャッターチャンスが訪れようとしていた。

路肩に停めて「早く降りてチャンスをモノにして!」「早く降りて!」

と、声をかけると、すーっと降りてゆくメンバー。

たしか振り向かなかったな。

「いえ私だけじゃ悪いからいいですよ」「いやいやチャンスだから早く!」

「それじゃ悪いし」「いいから早く降りて」というキャッチボールはなかった。

日本人らしい思いやり精神の譲り合いというココロのキャッチボールが!

メンバーを降ろしてからボクは焦る気持ちでパーキングを探し続けた。

ひと駅先にコインパーキングがあったので頭から突っ込んで駐車。

100m19.5秒の俊足で戻ったけれど、その決定的瞬間は過ぎた後だった・・。

息も絶え絶えに「どう?撮れた?」と訊くと「たぶん」との返事。

モニターを見せてもらうとまぁまぁよく撮れていた。

ボクはこの事件を「某大橋の悲劇」と呼んでいる。

それが、佳作入選したんだってさー。

数万人の応募があるらしいから価値があるよ。

一生に一度のチャンスをモノにした撮影者を褒めるべきなのでしょう。

ああ、羨ましい。

 

写真は機材や技術ではなくチャンスである・・

って、言葉があるけれども、まあ、こういうことなんだろうな。

チャンスが巡ってきたことを前提に機材か技術か?を語るべきで、

機材か技術か?と訊かれたらボクは絶対に機材だと答えるよー。

 

 

おーしまい。

 

 

 

 


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