日が高くならないうちにと始めたが、終わる頃はギラギラ。シャワーで汗を流し、PCの前に、展覧会の下仕事は結構あるが、PCが殆ど手伝ってくれるから、発送書類は完成に近い。
郵便局へ寄って、午後、家内とメガネヤへ。新調のめがねができているので受け取りに行く。
平均して、二十数万円のものをお互いに何本か持っていたが、私は未だ3本は健在である。
多少、人並みでない家内のめがねは苦労するが、名古屋の古い知人の主は亡くなり、娘さんは贈答やさんになっていた。
夏近くなると、メニエール病のように、目が回る症状を何年か繰り返していたとき、この娘さんがまだメガネヤの手伝いをしていた頃、多分、目から来ている。検査してくれた。眼科、内科で何年も感知しなかっためまいは、乱視と、焦点異常からきていた。
家内は人と違うところは、左右の目で見たものを焦点が合って初めて認識するのだが、彼女は焦点が合わないうちにものを見てしまう。
中々表現も、症状も難しい珍しいケースのようだが、乱視めがねでこれがある程度矯正された。
以来、何十年というものめまいの症状は現れなくなった。そこは名古屋の名所、大須の目抜き通りにあり、家内の父の友人であり、私の盆栽仲間であった。
初めてのめがねやでは、理解できないことなので、新調するときは私が付いて行き、値打ちな広告が入ったからと、新しい店へ出かけたのであつた。
結局、見られるのはブランドもので、ランセルのよいのを見つけて選んだ。仕事柄、選択は早いし、正確であるから、全部私任せで決まる。
今まで遠近両用の境目のないものを使用で、駅の階段など、手すりにつかまらないと歩けない人であつたから、今回は、老眼は別に使用することにした。
仕事柄、私は近い細かなものが見えないと困るので、丸く境目のある老眼レンズを内側下の部分につけている。
金属の光が派手でいやだと、純度を14金に落として作らせた。よそ行きは鼈甲の半分ほど使った、地味目が好きだが、これが一番高価だ。
孫二人は何故か、めがねが嫌なのか、珍しいのか。抱かれると中心部をもって引っ張る。これで二人とも駄目にしたものが何本かある。
周囲のものたちが、はらはらしているが、かわいい孫が何をしても怒らない。理解できるようになったら教えるのが私の主義。
それでも、最近利口になって、下の子が一番危険な年頃。彼を抱くときは安いめがねをかけることを覚えた。