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午前中約束して友人と会う。二年振りだろうか。長患いの奥さん。子息は急逝して
数年になる。
彼が大病を重ねていたのは最近知った。会うと元気そのものなので安心した。
岡崎時代置いてあった陶芸材料の絵の具、手轆轤、その他各種。
彼も近く商売の一部を他人に任せると言うから、今のうち返して置く。
窯造りが専門で、北海道あたりだと三ヶ月は留守にする。
目新しいものを見つけて、持ち帰ったから、何をしているのか分からない。
最近の市場調査にもなった。昼に帰宅。孫の下校に近くの信号までの日課。
皆真っ赤な顔をして、汗だくになって帰ってくる。私の下駄を見て、また、一人不思議に見ている。
暑さを飛ばしてくれる音「からんころん」は心地よい。昔を思い出していた。