青い鳥を常に求めて

人生の理想を追求する姿勢で何事にも当たりたい。

国民の休日

2009-09-21 12:28:00 | Weblog
今日の敬老の日と明後日の秋分の日の間に設けられる休日である。

昼前に町内の代表で組長が市と町内からのお祝いを持ってきてくれた。

市の財政難で何年か前から5000円が1000円に下げられていた。

今度の市長になってからだから、「若いから敬老の精神が足りないのかな」と皆が言っていた。

他府県は75才以上のところもあるというから、自治体によって差があるらしい。

名古屋より子供の医療費無料はこちらがよいのだから、一長一短と言うところかもしれない。

分かりにくいのは明日である。何故、5連休なのか。私は不況で休みたい企業が多いからだろうと勝手に話をしていた。

孫娘に「シルバーウィークと言うんだって」といわれて、納得した。

敬老も彼岸も年寄り行事である。高速料金割引で高速道路の混む日と言った方がよさそうである。

何時のころからか、日本人労働賃金が高いことで、時間短縮を企てたとも言われている。

老土砂派遣法の生産分野にまで拡大したのも賃金を抑えるための一作とも言われている。

結局は大企業の国際競争力を少しでも楽にするためと解釈したい。

天に唾する悪業と誰も騒がないのに、私一人腹を立てていた。

副業の季節労働者はともかくとして、正業の若者を誰でもできる質の低い老度をさせることは、日本の将来にマイナスだということを理解出る人間が少ないのか、知っていて知らぬ振りをするのかどちらかである。

遂には若者の将来の希望さえももぎ取る結果となっている。

これも小泉、竹中路線の行為である。自民党の大敗はここから発しているのだが、過去にアンケート調査で小泉政権ができたときが戦後最高の78%と言うから呆れてしまう。

国民は愚かなのかアンケートが間違っているのか。

彼が政権をとったとき、「ああ!日本はおしまいだ」と嘆いたのは私だけだったのだろうか。

当時、政治家、経済人との交流が最も盛んな私だったから言えたことなのだが、一般人には、無理なことだったかもしれない。

そんな休日が明日も来る。私のところは休日の不便を感じる意外に全く無意味な休日に過ぎない。