セラピストのつぶやき

まあ、おもにつぶやきです。オモニ!

がんを告白された時の声のかけ方

2022-08-02 23:11:07 | がん日記
近しい人に「がんになった。」と伝えられたときの声のかけ方。



基本的には素直にしてるのが一番だと思う。驚いて言葉が出てこないなら「驚いて言葉が出てこなくて・・・ごめんね。」と言えばいいと思う。


「ステージは?」とか「治療法は?」と言った質問も人によってはイヤな人もいるかも知れないけど、心配から来る質問なので基本的には聞いていいと思う。


ただ、治療法についてのアドバイスや「あそこの病院の方がいいんじゃない?」と言ったアドバイスは、医療従事者でない限り控えたほうがいいと思う。その理由は、誰もが100%の確信を持ってその治療法を選択したわけではなく、でもどこかで覚悟を決めて進んで行かなくては行けなくてがんばって決断したので、ただ「なんとなく」のアドバイスはせっかくのその人の決心を揺らすことになり負担になるからです。



後、ぼくは言われなかったけど、言われて辛かったと言う話でよく聞くのは「もっと早く見つからんかったん!?」と言う言葉。知人として悔しい気持ちから出る言葉ですが、これも本人は何十回と自分を責めてることなのでそれ以上言わないで・・・って感じかも。後、がんになった理由の詮索も今となっては意味がありません。


自分ががんになる前はほんっとに何て言っていいかわからなかったし困ってるだけでなにも出来なかった。でも、ちょっとしたコツとか言わないほうがいい言葉を知っておくだけで全然違う。そしてやっぱり最終的には気持ち、応援してるからと言う気持ちがその人を救うのだと思う。



でも。でもでも。がんに関してはなった人の方が先輩なわけだから、ちょっとした言葉に腹を立てたり傷ついたりせず、先輩としてどんな言葉も受けとめれたらそれが一番いいのかも知れません。











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罪とピュアネス

2022-08-02 18:51:22 | 哲学
なんで読みたくなったのかはわからぬが、きのう注文した本が届いた。



ぼくの清原のイメージは『ピュアネスのかたまり』。


ぼくも自分の中のピュアネスを残すことを人生最大の実験とし、他のものはけっこう犠牲にしてまで守ってきたつもりだけど、それでもちょっとだけ残ったかな?ってくらい。清原の壮大なピュアネスには到底かなわない。


犯罪者に対してぼくはかなり寛容で、罪を犯したからと言ってその人の評価が下がることは一切ない。むしろ、罪にならないくらいのギリギリを責めて上手く立ち回って生きてる人の方に嫌悪がある。


みんな生きてるし間違いもあるし、「間違い」と社会が認識してるものがほんとに間違いとも限らない。


栄光があって、うまくいかない時期があって、腐って、でも戻ってきてくれたらうれしいし、そういう人間の仕方なさと美しさが見たい。


ほな読みます。




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