セラピストのつぶやき

まあ、おもにつぶやきです。オモニ!

みんなちがって、みんないい

2022-01-23 19:04:02 | がん日記


焼きそば作るの失敗した話を友達にしたら、

「焼きそばなんてどうやったら失敗すんのか教えてほしい。」

と頼まれたので、他にも知りたい人いるかもと思い一応書いておきます。


まず水60mlのところを倍くらい入れて、炒めても炒めても水が無くならないようにします。するとチャンポンみたいになるのでソースをかけてもかけても味の薄い焼きそばの出来上がり。


でもそんなん知ってどうするんやろ?役に立てたんならうれしいけど。


みんなちがって、みんないい。




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ちゃらんぽらん

2022-01-22 20:00:35 | がん日記
やっとマンションに炊飯器持ってきて久々にお米炊いてたら。


シュウマイの匂いしてきた。なんで!?




シュウマイ入ってたわ。だって。レンジないけど焼けばいいと思ってたのに、説明見たらレンジか蒸すかの2択。「蒸す」なんて一般家庭でできることじゃない。


2nd肛門を過保護に過保護に育てているので、「カレーはよくないんじゃないか。」とか「から揚げも一応我慢しとこ。」とかいろいろ勝手に食事制限してたけど。「え〜!?なんでも食べれますよ。」と先日先生に言われ。昼は焼きそば、夜はシュウマイ。



シェフカワカミにはこのような焼きそばも!ちゃんと作れたらずいぶんおいしかってんやろなあ〜。水60mlがいかほどのものかわからず適当に入れたら、いつまで経っても水がなくならずチャンポンみたいになった。


ああ、チャランポランな日々。











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中島みゆきの悪口

2022-01-21 18:16:49 | 哲学


♪その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな
ー『宙船』

あんなにすきだったのに!また悪口。


中島みゆきの歌詞には「敵」となる者が存在することがけっこうある。立ち向かい戦ったりもする。しかし、その敵は本当に存在するのだろうか?「おまえが消えて喜ぶ者」はほんとにいたんだろうか?なんとなく自分の妄想が作り上げた人ではないだろうか?


ぼくもうまくいかないこと、やなことがあったら100%人のせいにする。しかしそれで自分は救われているのか?という話である。「おまえが消えて喜ぶ者」も実際存在したのかも知れない。でもきのうの『諦める』の話で言うと全て「明らか」にはされていない状態だと思う。


よくないことの原因を、他の人に求める思考回路をもともと持ってなければどれだけ楽だろう。誰かのせいにするのはしんどい。悪い出来事も、人の思いでは動かすことのできない『道理』として粛々と諦め受け入れてゆけたら・・・。



中島みゆきがぼくより分かってないことは100%ないので、まあぼくがまた分かってないんだと思う。しかしそこに疑問を初めて感じた。次に中島みゆきに出会ったときは、全く違うレベルですきになっていることだろう。







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「しょうがない」

2022-01-20 13:17:53 | がん日記


ついに薬を飲み忘れてしまった。机の前に飲み忘れ防止の紙を貼っていたのにも関わらず。


普段の風邪の時なんかは、薬を飲み忘れるのは治ってきた証拠と思ってよろこんでたけど、今回だけはパーフェクトでいきたかった〜!


先生に正直に飲み忘れたことを伝えると、「まあしょうがないです。」って言われた。



『しょうがない』って言葉、いま1番すきかも。そしてそんな自分をいよいよ仏教に近づいてきたようにも思ってる。よくは知りませんが、こうなんか受け入れてる感じ?



ところで、「あきらめる」という言葉は仏教の世界では本来悪い意味ではないんですよ。日常では「断念する」というような意味で使われることが多いですが、本来は「明らかにする」と言った意味合いが強いんです。自分にとってうまくいかないことがあるとします。その原因を周囲や状況のせいにせず、勇気を持ってその原因を明らかにした上で「まあ仕方がないか。」と納得した上で諦める。明らかにした上で諦めたことはその人のこころを苦しめません。


あ〜!!全く整みたいにうまくまとめられへん。今回も自分で調べて!






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ユーミンと中島みゆき

2022-01-19 15:15:07 | 哲学


ぼくにとってユーミンと中島みゆきは、母と父のようなもの。そしてパンとお米のようなもの。「すきなアーティストは?」と聞かれその名をわざわざ上げないほどぼくにとって当たり前の音楽だったのだ。


しかし。コロナが始まって、「ん?こりゃなかなか終わらんのう。」と思い出したくらいから全く中島みゆきを聞かなくなった。100/0でユーミンの音楽を聞いていた。そしてその傾向は、病気をしてからますます強くなった。


なぜか。「物事に抗う(あらがう)エネルギー」を全く受け入れられなくなったのだ。背中を押されるのもまっぴらになっていた。中島みゆきの言葉に全くピンと来なくなったのだ。だいすきだった『ファイト!』の中の、川の流れに逆らって登っていく小魚たちの描写も都合いいように解釈してるように思えた。



ただあるがままの風景を受け入れ、その中に一瞬の美しさを見つける・・・。そんなユーミンの音楽を愛した。1日の時の移ろい、光と影が作り出す一瞬の風景、そして地球・・・。


もうぼくは自分の命も自分のものとは思ってなくて、友達や家族や治療してくれてる病院の人たちのものだと思ってる。なんとなくもう自分の意思より全てを自然の流れに任せてしまったのだ。



それでも十分に美しいものが地球にはある。










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効果

2022-01-18 14:36:42 | がん日記


よかった。放射線室の音楽が元に戻ってて。


きのうはJ-POPピアノソロが流れててぼくがベッドに寝た途端『会いたい』が流れ出し。アトム気分どころか沢田知可子に責め立てられてる気分になり。「約束してへんから!海も映画も約束してへんから〜〜!!」ってちょっと乱れたんよね。


放射線治療と抗がん剤治療も半分が終わりました。がんばってるのはぼくじゃないけど、まあがんばったとしておきましょう。そして効果の方は。


これは自分の感覚ですが、めちゃ効いてるように思う。前までは痛み止めが切れてくるとお尻の中が気持ち悪くてウズウズしていても立ってもいられない感じでしたが、先週くらいから痛み止めの量も減り、きのうは全然飲まずにいけた。効いてる気がしてならない。


今後の予定は、2月初めに放射線と抗がん剤が終わり、放射線は終わってからもまだまだ効果が出るので1ヶ月ほど待って検査。結果がよければ3月の終わりに手術、となっております。


きっと振り返るとあっという間の闘病生活になってると思う。行きは雪が降ってたけど帰りは止んでた。









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がん日記②「入院」

2022-01-17 14:40:22 | がん日記


〜回想的読みもの。今を生きながら、ちょっと時間の経ったことを落ち着いて思い出してみた。今と1ヶ月前。ふたつの時間〜



告知されたからには家族に告知せねばならぬ。


やだな。先生はスマートにカッコよく告知してくれたけどぼくにできるのか?先生はぼくが言えるか心配してくれて、「私が電話でお姉さんに言いましょうか?」と何度も気にかけてくれた。結局この日は言えなかった。


まあ、検査の結果は悪かったけどぼくはホッとしてた。むしろ「至って健康!帰ってよし!」とか言われてたらクラ〜って倒れてたかも。この後すぐに処置をしてもらい、この2週間のお腹の痛みがみるみる楽になった。


さて入院だ。しかし、ぼくは今日帰るつもりで病院に来てるのだ。タオル一枚持ってない。なによりイソジンがない、イソジンが。朝、リュックに入れようと思ったのに。がんのことより、イソジンがないことでこころはパンパンだ。


すぐ友達と連絡を取る。明日持ってきてくれるらしい。「メモして送って!」と返事きた。



「了解!全部OK!」


翌日全部届く。ややこしいクナイプのラベンダーオイルもちゃんと見つけて入れてくれてた。書いてなかったパンツも入れてくれてた。しかしすでにぼくはその時、おしめだったのである。









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整う

2022-01-16 16:50:35 | がん日記
整が集めてるって言うからぼくも買った。ジャ〜ン!名画マグネット。



これを冷蔵庫に貼って〜。



なんと!ワンドアの冷蔵庫がグッと豪華に。


今日はレンジを置くための棚も組み立てたし冷蔵庫も豪華になったし、充実した1日でした。これくらいで充実した、と思えること自体が充実してる証拠かもね。違うかもね。


ところで、『健全なる精神は健全なる身体に宿る』と言う言葉は本当は違う意味なんですよ。健康な体にこそ健康な精神が宿ると言うことではなくて、健康な体に健康な精神が宿ればいいのにね、つまり実際はそうではないと言うことなんです。もともとは古代ローマの詩人、デキムス・ユニウス・ユウェナリスの『風刺詩集』の言葉で、弁護士でもあった彼は社会の歪みを嘆きそのように詠んだそうなんですよ。


・・・整みたいにうまく説明できん!自分で調べて。





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がん日記①「告知」

2022-01-15 22:01:26 | がん日記


〜回想的読みもの。今を生きながら、ちょっと時間の経ったことを落ち着いて思い出してみた。今と1ヶ月前。ふたつの時間〜



そもそも。昨年の夏の終わり頃からお腹の調子が悪くなり、3ヶ月ほどクリニックに通ってたけど全く良くならず、血液検査をお願いしたところ。がんマーカーが上がってたので大きい病院へ。


いまお世話になっている病院に内視鏡検査を受けに行く。30分ほどかかると聞いてた内視鏡検査が1分で終わる。部屋はなにやらざわついている。直腸の出口に何かがあり、内視鏡が入らない。


「なんか検査、中途半端になってごめんなさいね〜。」と看護師さんに言われながら他の部屋へCT(?)を撮りに。その部屋を出て元の部屋に戻る途中、「お一人暮らしですか?」とか「ご家族は近く?」とか世間話を装って聞かれたので、その時点で「おお。これはヤバいんかもよ。」と気づいた。元の部屋に戻ると男の人に、「すぐご家族呼べますか?」と聞かれ「そんなに悪いんですか〜??」と聞くと「良くはないです。」と言われた。


たぶん夕方6時くらいになってた気がするし、急に呼ばれた場合の家族のショックも考えて、「ひとりで大丈夫ですから。」と言って先生から説明を受けに診察室へ。


今日はこのまま帰れないこと。多分がんであること。そしてなにより腸閉塞を起こしてて、腸が普通の3倍くらいの太さになっており危険な状態であることが知らされた。


「ほう。なんかやっぱりって感じもするなあ。」と思った。この時に人工肛門になる可能性も告げられて、それだけはどうしても受け入れられなかった、その時は。









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気持ちいい魂に乗って

2022-01-15 12:10:15 | がん日記


未来肛門になって1ヶ月。もう長い間仕事もしてない気がしてたけどまだ休んで1ヶ月くらいやわ。濃密。濃厚。それは充実。


一般的には健康とは言えない体で、でもなんか元気な感じはずっとしてて、でも「から元気なんでは?」と問われると自信もなくて。でも、きのう友達と電話で話してていまの自分の状態がわかった。


魂が元気なんやわ。


自分自身に誇りを持って、自由な気持ちで、大きな流れの中で生きている。



最近は、生きてるのと生きてないのってそんなに変わらないんじゃないかと思ってて。「ぜんぜん違うやろ!」っていう常識的な判断ももちろんまだ持ってはいるけど、それはどの視点から見るかで変わってくると思う。脳や肉体から見ると生きてるのと死んでるのでは大違いだけど、魂から見たらそんなに変わらないような気がする。


だいじょうぶやで!生きてるで。まだまだ魂の研究は始まったばかり。









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