ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

「舞妓Haaaan!!!」

2007-06-19 18:13:45 | 映画
映画「舞妓Haaaan!!!」を観て来ました。
修学旅行で出会った舞妓さんに魅せられた男の破天荒な生き方が面白い。
HP上での論争をきっかけに舞妓さんとの野球拳を夢見る主人公。
恋人とも別れて勤務先の京都支店に転勤するする事に。
さっそく駆けつけたお茶屋さんでは「一見さんお断り」の壁があり敢え無くダウンする。
しかし勤務先で「あんさんラーメン」を開発して爆発的な売り上げを記録。
そして社長に念願の茶屋遊びをさせて貰うことに。そこでプロ野球選手のライバルと出会う。
そこから映画は急展開、ライバルに対抗して主人公も野球選手になったり、市長選挙に出馬したりと忙しい。
最後は恋した舞妓さんがライバルの本当の娘だったり、密かに舞妓さんになっていた恋人との再会等もあり、ホロリとさせる場面もある。

日本では珍しい本格的なコメディータッチの映画で、随所に笑いもあり、大袈裟な物語の進展には唖然とする場面もあるが、脚本家の宮藤官九郎の面目躍如の感があります。
舞妓さんと言ふ日本特有の風習や、古くからの仕来たりが残る京都の茶屋制度を風刺するなどを通じて、男のロマンを描こうとしたのだろうと思いました。
阿部、堤の2人は好演している、柴崎はこの女優が持つ生硬さが目立つ。
茶屋街に出入りする通人に、故植木等が小粋に出演するのも見ものだ。

娯楽映画として出来は B の上クラスだろう。
コメント
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