ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

高校生の特待生制度

2007-06-28 12:43:50 | 野球
高校野球連盟がこれまでの出て来た問題を解決する方向性を模索している。
他のスポーツでは認められている特待生制度は、なぜ野球の場合は認めないのか。
これまで実質的に特待制度の運用を黙認してきたのを全否定するのだろうか。
中学生の勧誘に伴い、第三者の介在や監督、コーチの金銭の授受などの排除も視野に入れて検討する要がある。
私立学校にすれば、名前を上げ生徒を確保する手段に野球を活用してきた。
第三者の有識者による「特待生問題有識者会議」で根本的な問題点の洗い直しと、制度の検討を続けると言ふ。

余談だが、FTVの俗悪番組に位置ずけたい番組に「クイズヘキサゴンⅡ」島田某の司会のものがある。
このなかで「アイドル娘」が漢字を読んでその内容を他の出場者に当てさせる問題がある。
驚く程の無能振りを臆面もなく披露する番組だ。司会者はそれを揶揄して喜んでいる。
今回はMLBに挑戦中の松坂投手の、高校時代の捕手を務めた人物が出て来た。(松坂と同年代だから27~28際の筈だ)そして彼が問題の漢字を読むのだが意味が伝わらない。
驚いた事に「四川、広東、上海」「安曇野、更級、諏訪」「賄い、償い、弔い」の漢字の内で読めたのは僅か「諏訪」だけだった。他の漢字が読めないのだ。他の出場者にも意味が伝わらない。

高校生や大学生の特待生度には、一芸に秀でているものを更に飛躍させたいとの意向がある。
しかし反面ではスポーツに集中させる為に、本来の勉強を疎かにしていないだろうか。
上記の高校野球のヒーローのひとりが、社会人となってもこんな状態である事が心配だ。
特待生が怪我で野球が出来なくなった時点で、特待を打切られ失意の生活を送らざるを得ない事態さえあるらしい。
特待生として入学させたら卒業まで面倒をみる。勉強も他の生徒並にきちんとやらせる。
その中からプロ野球界や社会人野球に進ませたら良い。その後の人格、教養についての指導はプロ野球界や社会人野球界の指導者の重い任務になってくる。
スポーツに秀でる者は人格者でもあるべきだと思う。

後に続く多くの子どもたちの良き模範となる事も求められているからだ。
コメント
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