最近の諸物価の値上げに引続いて、7月にも食料品や日用品、電気・ガス代などの値上げが止まらない。原油や穀物相場の高騰を反映しているようだ。消費者は「買い控え」の姿勢を強めているが、業者も定価への転嫁する動きが急である。
食品業界は味の素とキューピーが昨夏に続いて再値上げを実施する。さらの日清オイリオとJ-オイルミルズの食用油の値上げは今年に入って4回目になる。由々しき問題である。原油高の為に、電気やガスの料金、ガソリン等も今後も上昇が続きそうだとの観測もある。
7月の値上げされる主な商品
▲ エネルギー関係 電気、ガス料金、ガソリン、航空運賃。
▲ 食品 野菜・果汁飲料、食用油、練り製品、キャンディー等。
▲ 日用品 食器、写真印画紙、肥料、自動車保険。
ここで考えられるのは、特に食糧価格は世界的にも上昇が続いていることだ。コメ、小麦、大豆などの主要穀物は、この一年で2~3倍となったとの報道もある。それ以前は年10%程度の上昇率だったそうだから、最近の急騰振りは異常と言はざるをえない。新興国の高成長や、それに伴う生活水準の上昇、食生活の変化による需要の増大が指摘されるのは、ひとつの見方でもある。
しかし世界的な原油高騰の要因に、膨大な投機マネーの流入が指摘される。そして食糧価格の上昇は、やはり様々な食糧需要の高まりを見越し価格上昇を見越した、投機マネーが食料品市場にも流れ込んでいるのではないだろうかとも考えられる。
過去には日本では土地神話により、米国では住宅ブームと金融商品によるバブルが発生し崩壊してきた。金余りの懲りない投機家たちが引き起こしているバブルとすれば、その反動がいつか起きるのではないかとも懸念される。
それにしても住み難い世の中になってしまった。誰にその怒りをぶっつけたら善いのだろうか?。G8サミットなどでも世界的な投機マネーの規制を話し合うことも提案したい
食品業界は味の素とキューピーが昨夏に続いて再値上げを実施する。さらの日清オイリオとJ-オイルミルズの食用油の値上げは今年に入って4回目になる。由々しき問題である。原油高の為に、電気やガスの料金、ガソリン等も今後も上昇が続きそうだとの観測もある。
7月の値上げされる主な商品
▲ エネルギー関係 電気、ガス料金、ガソリン、航空運賃。
▲ 食品 野菜・果汁飲料、食用油、練り製品、キャンディー等。
▲ 日用品 食器、写真印画紙、肥料、自動車保険。
ここで考えられるのは、特に食糧価格は世界的にも上昇が続いていることだ。コメ、小麦、大豆などの主要穀物は、この一年で2~3倍となったとの報道もある。それ以前は年10%程度の上昇率だったそうだから、最近の急騰振りは異常と言はざるをえない。新興国の高成長や、それに伴う生活水準の上昇、食生活の変化による需要の増大が指摘されるのは、ひとつの見方でもある。
しかし世界的な原油高騰の要因に、膨大な投機マネーの流入が指摘される。そして食糧価格の上昇は、やはり様々な食糧需要の高まりを見越し価格上昇を見越した、投機マネーが食料品市場にも流れ込んでいるのではないだろうかとも考えられる。
過去には日本では土地神話により、米国では住宅ブームと金融商品によるバブルが発生し崩壊してきた。金余りの懲りない投機家たちが引き起こしているバブルとすれば、その反動がいつか起きるのではないかとも懸念される。
それにしても住み難い世の中になってしまった。誰にその怒りをぶっつけたら善いのだろうか?。G8サミットなどでも世界的な投機マネーの規制を話し合うことも提案したい