ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

2人のR・Iのこと

2008-07-08 17:32:49 | ゴルフ
膝を負傷しながら、信じられないミラクルショットでプレーオフに持ち込みT・ウッズが優勝した全米オープン。このトーナメントは真に実力を発揮できる選手でないと出場できない。ちなみにマスターズを世界最高のトーナメントと位置付けるむきがあるが、マスターズは90人の出場選手中、過去の優勝者などの枠で20人が出場する。そして残りの70人が招待選手として出場する。しかし全米オープンは世界各地の予選を勝ち上がった140人の真に実力者だけが出場できるトーナメントだ。
日本人ではR・Iのひとり今田竜二選手が出場した。他には片山晋吾、谷口徹選手が出場したが、今田選手のみが18位と健闘して来年度の出場権を獲得した。今田選手については再三紹介しているが、一緒にラウンドした谷口選手が、彼の小技の巧さ(特にアプローチで50Cmにピタリ寄せる)に舌をまいて感心している。14歳で渡米して、ジュニア、アマチアで腕を磨き、プロ転向後もマイナーツアーで苦労して精進を重ねた。そして今年念願のツアーで初優勝を果たした。全米オープンでは決勝の2日間に141のスコアを記録して3位に入る戦い振りをみせた。今後の米国ツアーでも期待できる実力を身に付けてきた。

そして日本プロゴルフ界のR・Iは言はずと知れた石川遼選手である。
今田選手の渡米前のジュニア時代の腕前を知っている、同郷の倉本選手によると、石川選手の非凡さに比べるすべもない位だったという。そこで14歳の今田選手は、敢えて渡米して自分を磨く方法を選んで、今の地位を築いたのだった。
倉本選手は、16歳の石川遼選手がプロトーナメントに出場後、あまりにも無謀な、ただ飛ばせばいいとのプレーしか出来ていないことに危機感を持っているそうである。多くのスポンサーと契約する道を選択した親子には、トーナメントに出続けるしか道がないのであるが、現状では潰れかねないのではないかと憂慮する。
小生もじっくりと体を造り、スイングを安定させるためにも大学生活を送る道を勧めたことがある。今の状況では来季のシード権さえ危ういと思うのだが。プロの世界の道は嶮しくて、厳しいものだと思う。石川選手の精進を願って止まない。

朝顔日記
今朝も元気である。すがすがしさが伝わってくる。

              
コメント (2)
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