ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

金メダルを狙え(その1)

2008-07-16 18:38:58 | スポーツ一般
北京五輪で期待する人たち・・・・・柔道

日本柔道は4年前のアテネ五輪では8個の金メダルを獲得している。しかし最近の「日本柔道」は世界の「JUDO」に押され気味だ。昨年の世界選手権で五輪大会で実施される階級では、女子の谷亮子選手の金メダルが一個だけだった。キレ技で相手を倒す柔道を身上とする日本勢に比し、ポイントの積み重ねで優勢勝ちを狙いとするJUDOにどうも力負けをしている感じが強い。

男子重量級では、100Kg超級で、21歳のホープ石井慧選手が初の出場を果たす。自他ともに「練習の虫」だ。得意技は大内刈り、体落とし。井上康生選手を打ち砕いて「自分はヒールと呼ばれてもいい」と言ってのける度胸も持っている。ライバルも多い、コンディションを維持しての戦いを期待したい。
100Kgでは鈴木圭治選手が五輪の連覇に挑む。昨年の世界選手権ではなど、捨て身の返し業を連発する欧州柔道に破れたが、変則柔道対策にレスリング練習を取り入れるなど対策をたてたらしい。得意の足技から相手を崩し、投げ技、寝技に持ち込みたい。日本選手団の主将として、北京を現役最後の試合と位置づけていると言はれる。
他の階級では、五輪3連覇を成し遂げた野村忠宏選手を破り、初の代表になった、60Kgの平岡拓晃選手に期待したい。アジア選手権者であるが、あまり目立たなかったが、日本のお家芸の軽量級で是非金メダルを狙って欲しい。

女子では、やはり48Kgの谷亮子選手に期待したい。「ママでも金」を目指す。32歳になった彼女は、若い選手に負けたがこれまでの実績による出場だけに、「負けても北京と」批判されたのが相当に癪にさわっているそうだ。その意味でも練習を充分に積んだ上での出場を果たすだけに期待も大きい。
他では52Kgの中村美里選手、このクラスはアテネでは中国勢が強かった。得意技の足技にキレを取り戻しているのが心強い。アテネで金メダルの63Kgの谷本歩実選手、70Kgの上野雅恵選手も好調だと報道されている。さらに78Kg超には塚田真希選手も控えている。北京五輪での女子選手にも大いに期待を寄せたい。

競技初日の谷、平岡両選手が勝てれば、日本チームが勢いに乗れる。アテネ五輪のようにチームと一体感のある戦いで金メダルは「5~6個」を期待したい。


コメント (2)
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