ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

江と秀吉の死

2011-08-15 10:42:40 | TV DVD
 NHKTV大河ドラマ「江」、昨夜の回では太閤秀吉の死がありました。死を覚悟した秀吉は多くの武将や近辺の人々を枕元に呼び寄せ、別れの言葉を述べている。しかし気に掛けていた養女の江が最後まで現れない。

 江は3度目の嫁ぎ先である6歳も年下の徳川秀忠との、気に染まない新婚生活に、ついには離縁を覚悟していた。しかし邸内で発生した火事で命を盾に自分を助け、密かに持参していた亡き前夫の遺品まで拾い出してくれた秀忠に始めて心を啓き、最初の娘千姫を設けていた。その産まれて間もない千姫は、秀吉の子4歳の秀頼の許嫁に御せられたことに驚く。

 江は死の床に就いている秀吉の前に顔を見せる。「浅井の父を、柴田の父を、母を殺し、姉を(淀の方)を奪い、最初の夫とは無理に離縁させ、2番目の夫は朝鮮の役で死なせ、その夫との間の娘を奪う。さらに確執から千利休、関白秀次を死に追いやった、そんな貴方を簡単に死なせることが出来ない」と言い立てる。それに対して秀吉は「そなたとは面白く生きあえた」と弱々しくつぶやく。戦国の世の運命に翻弄される女性の嘆きが吐露された場面である。

 稀代の英雄だった秀吉の死で、今後の日本の覇権の行方が混迷を極める。姉の子秀頼と、自分の子の千姫の結婚後に運命を分ける大阪の陣があり、徳川の世となる。秀忠の正室としての江の今後の活躍ぶりが、今まであまり表に出てこなかっただけに、脚本家は今後のドラマをどんな形の描き方をするのだろうか?。

 ただ主演の上野樹里は、相も変わらず生硬な演技で、威勢だけ良いのが目立つのが残念である。もともと大河ドラマの主人公には無理なのだろうと思う。視聴率が低迷している一因かも知れない。

「コレステロール半減!!」挑戦中。一昨日、昨日の歩行数「9.225歩」夕食後のウォーキングである。
コメント (4)
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