昨日の民主党代表選挙で逆転勝利した野田新代表は、今朝の菅内閣の総辞職を受けて、衆参両議院で第95代首相に指名された。
彼の昨日からの言動を見ていると、これまでの総理とは違った側面が見えて来ている。自己をどじょうの泥臭さに譬えて「どじょうは金魚にはなれない」と言う。さらに「自分のルックスでは国民の支持を上げるまでにはいかないから解散はしない」。とも述べている。
この新総理は政治の素養を時代小説に学んだらしい。「夢と志の世界を司馬遼太郎から、下級武士の凛としたたたずまい、矜持を藤沢周平から、人情の機微を山本周五郎から学んだ」という。「今、それがらが足りないから政治に対する不信、不安が出ているのではないか」とも述べている。全く同感である。
ただ心配するのは、このどじょうが民主池にすむ「おおなまず」たちをてなずけることが出来るのか。それともその「おおなまず」の身震いに恐れおののいてしまうのか。どじょう宰相が民主池や財務池を飛び出し、大海に泳ぎ出て、荒波を泳ぎ切ることが出来るのだろうか。
54歳の若さで世代交代のトップを切って、政権運営に乗り出す野田佳彦新総理には、この難局を何とか全員野球(野党の協力も得て)で乗り切って欲しいものだと思った。(今日の記事は読売新聞・よみうり寸評、朝日新聞・素粒子の記事を引用しています)
「コレステロール半減!!」挑戦中。今日の歩行数「7.612歩」
彼の昨日からの言動を見ていると、これまでの総理とは違った側面が見えて来ている。自己をどじょうの泥臭さに譬えて「どじょうは金魚にはなれない」と言う。さらに「自分のルックスでは国民の支持を上げるまでにはいかないから解散はしない」。とも述べている。
この新総理は政治の素養を時代小説に学んだらしい。「夢と志の世界を司馬遼太郎から、下級武士の凛としたたたずまい、矜持を藤沢周平から、人情の機微を山本周五郎から学んだ」という。「今、それがらが足りないから政治に対する不信、不安が出ているのではないか」とも述べている。全く同感である。
ただ心配するのは、このどじょうが民主池にすむ「おおなまず」たちをてなずけることが出来るのか。それともその「おおなまず」の身震いに恐れおののいてしまうのか。どじょう宰相が民主池や財務池を飛び出し、大海に泳ぎ出て、荒波を泳ぎ切ることが出来るのだろうか。
54歳の若さで世代交代のトップを切って、政権運営に乗り出す野田佳彦新総理には、この難局を何とか全員野球(野党の協力も得て)で乗り切って欲しいものだと思った。(今日の記事は読売新聞・よみうり寸評、朝日新聞・素粒子の記事を引用しています)
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