ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

映画「コクリコ坂から」

2011-08-19 10:58:20 | 映画
 アニメ映画「コクリコ坂から」をカミさんと観てきました。昨日はこの夏一番の猛暑日となる予報であり冷房の効いたショッピングセンターの中の映画館に避暑にと洒落たことになりました。

 実はNHKのTV番組で、アニメ映画の巨匠宮崎駿と息子の宮崎吾朗の、この映画の製作を巡る葛藤の記録を見たのが、この映画に興味を持った動機でした。

 高校生の海と俊の微笑ましい恋が主題であるが、父親が同じではないかと疑いながら、2人が亡き父親の青春時代を探すことになる。同時に学んでいる高校の文化系のクラブが建て替えの為に取り壊されることが決定される。海の提案でまるで巣窟の様になっていた建物を大掃除して、高校の理事長に見せ。かくて建物は理事長の理解の元に取り壊しは回避されることになる。この時代に一世を風靡した坂本九の唄が効果的に使われていた。

 この物語は昭和の30年代の終盤、東京五輪の前の時代に設定されている。原作、企画は宮崎駿監督で、自分が製作も担当する心算だったようだが、鈴木プロデューサーの願いで息子の吾朗に変わった経緯があった。若い世代の息子にはまだまだ負けないとの自負と、この物語の時代に青春を過ごした経験から、息子が描く作画には大いに不満を持っている。

 アニメ映画の主流を走り続けるスタジオジブリにも、若い世代への継承という時代に来ているようである。映画の中の2人も若い時代の父の生き方を知ることにより、新たな道を模索しようとする。同じ高校に通う生徒諸君にも、次世代に羽ばたこうとする意気軒昂な面が描かれていて楽しく拝見した映画になりました。

映画の出来は Bの上 であろう。映画の公式HPからの画像である。
           

「コレステロール半減!!」挑戦中。昨日の歩行数「7.412歩」夕方からのウォーキングである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする