小沢陣営の挫折

　今朝から緊張しながら見つめていた民主党代表選挙。第一回投票では大方の予想通り、過半数を得られる候補がなかったが、小沢、鳩山陣営の推す海江田候補がトップにたった。しかし得票数は意外に伸びていない。そして上位２人による決選投票になったが、２位になった野田候補に３位以下の候補の支持層が集まったかたちで、野田佳彦氏が民主党新代表に選出された。

　今夜中に民主党の役員人事が決まり、明日の衆参両議院本会議で新総理の誕生を見ることになる。どちらかと言えば温和で地味な感じの、新たな日本丸の舵取りに期待したいものだと思う。小生は心情的には前原候補の選出を期待したのだが、脱小沢派の野田・前原ラインを中心とした政権が、野党との連立を含めた政権運営で、現在の閉塞感のある政局の脱皮を期待したいと思います。

　あくまで民主党の影響力の保持を図った小沢、鳩山の両元代表の野望が挫折したようで、さらに党内での影響力の低下は避けられないのではないのではないでしょうか？。

ＴＶ画面でみた新代表決定の瞬間である

　　　　　　　　

またも韓国勢が

　男子ゴルフツアートーナメント「ＫＢＳオーガスタ」は２日目が雷雨の為に日没サスベンテストになるアクシデントがあった。しかし最終日は熾烈な優勝争いになった中、今週も韓国の裵　相文 (ベ　サンムン)選手が、近藤共弘、石川遼選手の追い込みを退け優勝を飾った。この選手は韓国内で金　庚泰（キムキョンテ）と並ぶ実力派の選手のひとりである。

　前週の趙　珉珪 (チョ ミンギュ)選手の優勝に続いて２週連続の韓国勢の優勝になる。男子ゴルフ界、昨年の賞金王はやはり韓国の金　庚泰（キムキョンテ）選手だった。いずれの韓国勢の選手も韓国内のツアーや、海外のツアーでも夫々に活躍している強豪ぞろいである。日本人選手もうかうかとしておれない存在になってきている。

　我が国の男子ゴルフツアーはいよいよ１０週連続のトーナメントを始め、ビッグトーナメントがめじろ押しである。やや復調の兆しのある石川遼選手を始め、池田勇太選手を中心に日本選手たちの奮起を大いに望みたいものである。

　池田勇太選手は初日こそ６アンダーと好発進したが、２日目以降が伸び悩み後塵を拝している。得意な秋の陣のトーナメントがいよいよ始まる。彼の巻き返しを大いに期待するものである。