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テレビニュースから(5)

2009年12月24日 | 日記・エッセイ・コラム

この暮れに来て、政治でも社会問題でも、

話題が多いですね。

何はさておき、政治(特に鳩山首相)関係に、

触れない訳には行きません。

①献金問題

鳩山首相の場合、企業献金とか、贈収賄絡みではないので、

他の政治家とは、一緒になりませんが、

野党時代、「政治家と秘書は一心同体」とか

「もし、自分がそのような立場に立ったら、バッジを外す」

と言っていましたよ。

「個人献金が、少ないのは格好悪い」という理屈も、

解らぬではありませんが、母親からの生前贈与を、

秘書が帳簿を誤魔化し、結果として税金逃れで、

修正申告する事は確実ですね。

マニフェストもそうだけど、調子の良い事を言い過ぎて、

自ら墓穴を掘っていますね。

②予算編成

「子供手当」や「暫定税率」では、醜態を演じましたね。

【朝令暮改】と言う言葉が有りますが、【朝令昼改】

【昼令暮改】の有り様で、これには呆れましたね。

子供は国の宝だから、所得制限は設けるべきでない、

という論理は一見正しいようですが、子供手当は、

所得税の、扶養控除等を廃止して、その財源を充てる訳で、

現実として、低所得者にも、増税する事になり、その原資を、

高額所得者に、振り向けるのは、納得行きません。

小沢幹事長が、剛腕を振るうのは、感情として不愉快ですが、

この「所得制限をもうけるべし」は、民主党の論理主義者共より、

小沢幹事長の方が、国民感情を、理解していると思いました。

高額所得者には、辞退の制度も設けるようですが、

それだったら、低所得者に「扶養控除等を廃止辞退」制度も、

設けたら如何でしょうね。

暫定税率も、税収が九兆も、落ちてしまったのだから、

廃止して国債を増発するよりも、「据え置きやむなし」とする、

世論に従ったものとして、納得出来ます。

③「私が決めます」?

鳩山首相「私が決めます」程、ウンザリする言葉は、

無かったですね。

麻生前総理も、良く「私が決めます」と言っていましたが、

全て、後回し手遅れで、サブプライムローン問題以後、

世界の株価で、日本が際立って、値戻しが遅れているのも、

政治の不手際といえますが、二の舞は、

勘弁して欲しいものです。

                   続く