最近、テレビのニュースを見ていて、
すっきりしないことが有ります。
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男が、交際を断られた女性の、誹謗中傷文の
プリントを、近くの駐車場に止めてある車の、
ワイパーの間に挟んで、「印刷物をばら撒いた」
罪で逮捕されたと、報じていました。
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印刷物を、ビルの上から、撒いたような場合は、
「ばら撒いた」なら解るけど、車のワイパーに、
挟んでで歩いたのは、「ばら撒いた」
と言うのかなあ。
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道路脇に、人が血を流して、倒れていて、
車のフロントガラスと、思われる破片が、
散らばっていた。
警察は、ひき逃げ事件の、可能性があるとみて、
逃げた車を追っている。
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これに類似した事件は、沢山有りますね。
車がぶつかって来て、飛ばされたと判っていて、
どうして、「轢き逃げ事件」と言うのかねえ。
人を、車に巻き込んで、タイヤが、体の上を
通過することを、轢くと言うはずで、
跳ね飛ばしたのも、「轢く」で括っては変ですよ。
高校時代の国語の先生を思い出しました♪(#^ー゜)v
いつもニュースや新聞の中の日本語の使い方のダメだしをしていた先生がいました。。。。
昔はちょっと間違った日本語を使うと苦情の電話が殺到していたんですよね!?
今は正しい日本語を使える人の方が減ってしまっているんですよね。。。きっと
だから間違いにも気付かないのかな??
もちろん私も含めてですが・・・・(汗)
先日も料理番組を見ていたときのこと、大先生が、胡麻和えにします。といったと思うとすりゴマの袋の口を切って、あえるばかりに出来上がったお野菜の上にぱらぱらっ、お砂糖パラパラ、しょうゆたらたら、箸で二三回混ぜて、「はい できました」って。オイオイ・・・思わず絶句してしまいましたよ。
気付かないのか、これが正しい言い方と、決められているのか、
分かりませんが、気付かないのも困りますし、
このように言い回すと、決めたのなら、それも困ったものですね。
これでは、胡麻和えが、料理の先生に依って、誤って伝えられますね。
それぞれ、パラパラやって、二三回掻き混ぜるのを、胡麻和えと、覚えさせられる、現代の娘さんも、気の毒ですね。
メディアが、これだけはっきり言うのですから、
或いは、そのような言い回しにすると、国語委員会で、
決めたのかもしれませんが、納得の行く言い方では有りませんね。
まあ、生活していく上で、不便だと言う訳では、ないですけれどね。
「ばら撒いた」は「はさんで廻った」
「ひき逃げ」は「追突逃げ」でしょうか・・・(汗)
ばら撒くと聞くと、昔家を建てる時、棟上げ式と言って、
屋根が乗った時、お祝いにお餅や、小銭を投げた事や、
節分の時、社寺で炒り豆や落花生を巻いたのを思い出しますね。
交通事故も、昔は打つかって飛ばされたのを、見た事は無く、
大概轢かれる事故だったような気がします。
それに、車が少なかったから、事故を起こして逃げても、
直ぐ割れてしまうので、逃げる奴は、いなかったように思いますね。
そう言う意味では、古き良き時代ですね(笑)
ニュースでおかしな表現を平気で
使っていると・・・。
「この見晴らしのよい道路で事故が起きました」
おいおい・・・見通しのよい道路でしょうが・・。と。
気付かない人も多いのでは・・・?
レポーターだって人間だし、満点人間ではないのだから、
変な言い方したり、間違えるのは、有りうる事ですが、
その局の関係者が、誰も気が付かないのでしょうかねえ。
見晴らしと見通しでは、全然違いますね。