賢く楽しく逞しく

晴耕雨読の日々を、面白く楽しく、
綴って行きたいと思っております。

冬野菜(その2)

2015年12月16日 | 日々の出来事
今年は暖かいので、野菜がみんなどんどん大きくなります。

大根ですが、四回に分けて種まきした内の、

二回目の分が収穫できます。




白菜は今年初めての収穫です。

孫娘(四歳)が、久し振りに遊びに来て、

大人しく遊んでいると思ったら、

真ん中の柔らかい葉を、上の方だけちぎって、

「お爺ちゃん、○○チャンお手伝い出来たよ」

怒るに怒れないし・・・参った参った!




キャベツ順次収穫ですが、これこそ妻と二人では、

処理しきれないよ~





冬野菜のプリンセス、ホウレンソウ

まだ本格的な寒さが来ないので、甘味は物足りないです。




冬野菜と言いながら、何故か春菊

多分年を越してから、鍋に使ってくれることを期待です。

奥様、よろしく!





芽キャベツ(画像の色彩が変ですが)

上の方の葉を、十枚ばかり残して、下の方の葉は葉元から切り

切った葉元に着いた、芽キャベツに日光を当てて、

美味しく育てます。



冬野菜(その1)

2015年12月14日 | 有機栽培

大身金柑の初採り





画像だとミカンみたいですが、その名の通り大身で、

実物は大きいものだと、径で4㎝余りです。

冬は空気が乾燥して、喉を痛めるので、

砂糖と蜜で甘露煮にして、毎日一個づつ食べます。

酸っぱさが、体に良いことはわかっていますが、

やはり甘味の添加は、絶対必要ですね。



菜の花の初採り




例年より半月早い、菜の花の初採りです。

葉物は根から抜いて、収穫するものが殆どですが、

花芽を切っても、次々に出てくるので、

効率のよい野菜ですね。

それに、ほんのりと苦みが効いていて、美味しいですね。



冬ニンジンの初採り




冬収穫では、この日が初採りニンジンです。

長さは少しばらつきが有りますが、割合先端の方まで

先細りにならずに、育ってくれました。




冬野菜は、種を撒いて芽が出るまで、発芽温度を

保ってやることが、必要ですが、芽が出てしまえは、

気温が下がっても、成長してくれて、野菜自らが、

寒さで凍らないように、不凍液を作ります。

その不凍液は、生では体に良くないのですが、

加熱すれば、甘い野菜になり、美味しくなります。


それと、寒さのため、害虫が影を潜めてくれるので、

おお助かりですが、鳥が狙い始めます。


中国北京の赤色警報

2015年12月09日 | 日々の出来事




日本国民の公害の苦しみを

これから中国国民が受けるのか・・・




中国北京で、大気汚染の4段階ある警報のうち、最も深刻な

「赤色警報」が、初めて発令されました。

中国の大気汚染は、日本にも偏西風に乗って飛来し

影響は無視できませんね。


ただ今までは、PM2.5だけが意識されていましたが、

それも成果ある対策が取られませんでした。

車両の通行量を半減させるなど、緊急対策を実施すると、

いっていましたが、以前にも同様な手は打っていました。

しかし一向に成果が上がりませんでした。


「北京市を通行する車は、ナンバーが奇数・偶数で交互に通行禁止」

というものでしたが、中国は金持ちが多くて、

奇数と偶数の車を一台づつ持って、結局通行量が減らない事態に

なっていました。



もう一つ、暖房の問題があります。

中国は、金持ちになったとはいえ、生活環境が

追い付いていません。

暖房は殆んど石炭で、発電所は、脱硫脱硝電気集塵といった、

近代的な対策はなく、各家庭は、まだ暖房は電化は進んでいません。

政策的には、相当昔から、冬季でも揚子江より南は暖房禁止、

北には石炭を支給していました。



さてこの石炭は、大同炭と言って、北京から大分西に、

大きな大同炭鉱があり、そこから貨物列車で運ばれてきます。

中国人の話では、大同から運搬に1/3、国内消費に1/3、

1/3が輸出とか・・・

この2/3がただ無防備に燃やされているのだから、

大気汚染や公害も、推して知るべしですね。



中国も、日本の辿った公害問題を、日本の経験を生かせば

無償で学べたのに、或いは、友好を保っていれば、

色々な援助を期待できたのに・・・



中国国民が可愛そうですね。

有機野菜に取り組んで

2015年12月05日 | 日々の出来事
里芋の試し掘り




里芋は、親芋の周りに子芋、その先に孫芋と連なって、

放射状につくので、一株で30粒も付きます。


ただ芋同士の、繋がりは細く華奢なので、

捥げないように全部の芋を、掘るのは、

大変神経を使います。

ですから、周り中にスコップを挿し手揺すり、少し土を軟らかくして、

茎を持ってゆっくりと引き上げます。

沢山着いた芋が、一つも捥げずに上がってきた時は、

思わず頬が緩み、物凄い幸せ感が有ります。



掘った芋の多くは、近所の友人達にあげますが、

友達は皆、野菜作りの経験がないので、全部連なった状態で上げると、

目を丸くして喜びますが、それが楽しくて捥げないよう

細心の注意を払います。




野菜や果物を、色々手掛けているので、一品づつアップしますので、

興味のある方は、また見てくださいね。



菅元総理敗訴 だが・・・

2015年12月03日 | 日々の出来事
菅さんも好きではないが

 判決理由は理解できない



東日本大震災だけでも、大変なことでしたが、

福島原発のメルトダウンは、原子力を良く知らない我々には、

未知の恐怖におののきました。

この福島原発の事故の際、冷却水のポンプが、津波の水に浸かり、

注水できないことから、緊急避難として、海水を注入しましたが、


①菅総理は「海水注入の指示は私が出した」と言い、

②安倍現総理は当時「注水の指示は出していないどころか、

 注水を止めさせたのは、菅総理(当時)だ、責任をとって

 総理を辞任すべきだ」と、自らのブログに掲載しました。


この安倍(当時自民党議員)の、当時のブログ記事に対し、

菅元総理は、名誉棄損につき、謝罪と慰謝料の支払いを求め、

提訴しました。


今日その判決があり、菅元総理の全面敗訴となりました。



私は、菅さんは短気で、あまり好きでは無いので、

ひいきするわけではありませんが、この判決はおかしいと

言うより、この裁判官は頭がおかしい思います。


判決理由は、

「菅元総理には海水注入を中断させかねない振る舞いがあった」

「『注入は元総理の英断とした虚偽の事実をマスコミに流した』

との記事は、重要な部分において真実であったと認められる」


としました。

そのうえで、「野党議員だった被告が総理の責任を追及したもので、

人身攻撃とはいえない」と言うのです。



一寸話はそれますが、

或る男が、刃物を振り回して、一人の男を追いかけ回してして、

いたとしましょう。

ところが追われていた男は、とても敏捷性に優れ、

切り傷一つ負わなかった。

ところがその話を聞いたもう一人が、「刃物を持った男が、

一人の男を刺殺した」とブログに投降した。

刃物を持っていた男は「俺は殺していないのに、殺人者扱いされたと、

名誉棄損で訴えた。

裁判官は、

「刃物を振り回して追いかけ回したのだから、重要な部分(殺そうとした)

において、真実であったと認められるから、責任を追及したもので、

人身攻撃とはいえない」と言う。


さて、ここでいう責任とは、何に対する責任でしょうね。

「注水を止めさせた」と言うが、実際のところ注水は止まっていない。

裁判官は、「海水注入を中断させかねない振る舞いがあった」

という理由で、「注水を止めさせた」に等しいと言うわけです。

「一人の男を刺殺した」と言うが実際のところ怪我一つさせていない。

もしこの事案で裁判になったら、

裁判官は「殺していないのに殺したというのは、

名誉毀損な当たる」と言わないでしょうか。




この裁判官は、相当頭が悪いか、道理をわきまえないか、

まさかと思うが、現政権を相当強く支持しているのか。