ゆこちんのトランペット

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吹奏楽の練習・・・テンポ落として練習するとき①

2021年06月09日 23時58分10秒 | 音楽&トランペット&レッスン
こんばんはー!!

今日も朝からトランポリン飛んでからレッスンに行ってきました。

そこで感じたこと、、、というかどこでもアルアルだなーと思うことについてちょっと書こうと思います。


吹奏楽の熱心なところは、きっとやってるだろうなーっていう練習の一つに、「テンポをゆっくにして」ってのがあります。
みなさんもやってたりするんじゃないかしらー??

弦楽器やピアノはまた事情が違うかなと思うけど、金管楽器はテンポゆっくりにしたからって楽になるってことはほとんどなくて、まぁよりしっかり自分たちしみこませるためにやるって感じですよねー。だから往々にして結構しんどい練習になりますよねー。

それで、メトロノームなどをかけてゆっくり練習する際にも、

目標テンポに達した時には、どんな風に演奏したいのか?というイメージをどうか持ってほしいです。

「より効率よく、より精密に、より美しく、より生き生きと演奏するために、ゆっくりするわけでしょ?拷問とか根性つけるとか・・・それもあるか(笑)

こう演奏したい、とざっくり思い浮かべたモノも、ゆっくりと顕微鏡で見るように演奏することにより、耳で細かく良く確認することが出来るはずです。

単に正確な音程、というのでは全く面白くないー!!

1つ1つの音が、次の音にどう向かって行くのか、フレーズ全体にどんなふうなエネルギーの移動があるのか、、、運動法則!

良く説明できないけど、ピタゴラスイッチってあるでしょ?NHKのー!!
あれをスローモーションで再生したとする、、、

それでも球はずーーっと一定の速度でただ動くだけ、なんてことありませんようね。


音符から音符へどう行って、さらに次にどう映るのか、ゴールはどうなるのか?そういうモノをゆっくりのときに意識に上げて、無駄な動きがないか、思い込みとのずれはないか、息の流れ方がフレーズに対して自然か、などをよく見る、読み取る、感じ取る、実践する!!

譜面からの読み取りも、単に「アクセント」「スタッカート」を「記号」として「強く」「短く」みたいにするのではなく、どんな表現を望んで書いているのか、どうすると作者の思う状態に再現できるのか?などをいろいろやってみないとねー。

ついつい、短絡的に、スタッカートは切る!アクセントは出だしを強く、、、ただそれだけの情報としか思ってない人、いますよねー?

そんなの音楽じゃなーい!!それは電子音に任せとけー。

ゆっくりのときには、耳とセンスを研ぎ澄まし、最良の表現を効率良くやることを考えましょう。どこに力点があるのか、どこに向かっているのか、どこが一番盛り上がるのか、、、などなどー。

なぜそこにアクセントがあるのか、どんな角度で音に入ると自然でしかもいい表現になるのか、

そういうのが身に付いて来たな、と思ったら、テンポを上げて、、、無意識で出来るようにする。

書きながら眠くて気絶してるので、話がループしてる気がするけど(笑)

でも、表現を考えて、それをスロー再生するかのように演奏していく、というのもめっちゃ練習になりますからー、是非!!



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