山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

比叡山から金剛輪寺様へ

2013-04-11 20:10:13 | 日記

天台宗の一番の大行事ともいえます「御修法」の中日法会に参拝させて頂きました。
「御修法」とは国家鎮護、天皇家の安泰を祈る七日間の深秘の大法だそうです。
天台座主他、選ばれたお坊様方、天皇陛下の勅使の方、天皇家にゆかりの深い方々が根本中堂に入られるのを合掌して送りながら
めったにない事と思い 有難く参拝させて頂きました。
折からの春の嵐の最中、しばらくは寒さを忘れて合掌し
「どうぞ、この国が、又国民誰もが住みよい豊かな時代が続きますように」と
お堂に入られた方々と一緒になったつもりで祈って参りました。


春まだ浅い比叡山の紅梅が今まさに花開こうとしていました。


帰路、湖東三山で有名な「金剛輪寺様」にお参りさせて頂きました。
ご住職様の案内で 国宝の本堂、重要文化財の数々の仏様を拝ませて頂きました。
江戸中期の作とされます立派な庭園を見ながら
お茶室で美味しい お抹茶のおもてなしを頂き 心の中まで温かくなりました。
沢山の伽藍を毎年のように手入れしながら、お護りしているご住職様 ご家族様のご苦労を思い
優しくて温かい、お説法の一言一言を心に刻みながら帰って参りました。
私にとって一生わすれることの出来ない大きな収穫の一日になりました。


本堂の前には「しきみ」の花が冷たい雨に濡れていました。
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1 コメント

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Unknown (みやこわすれの娘)
2013-04-19 10:08:06
今まで、宗教に関心が無かったのですが、父がお世話になっているお寺のご住職様と奥様とお会いすればするほど、興味を抱き、テレビのBS放送で比叡山延暦寺の紹介される放送をチェックして見ています。
母がもう少し歩けるようになったら、ぜひ行ってみたいです。
ご住職様と奥様にお会いして一緒に時間を過せる事は、私の人生にとって、とてもかけがえのないものです。ご住職様と奥様とのご縁を残してくれた父にも感謝です。

比叡山は今、紅梅が咲こうとしているのに私の住んでいるところは、桜も葉桜となり、お天気によっては夏日、になったり、人々は初鰹の時期が来たと喜んでいますが、風強く、波が高くなったりと、まだまだ冬の気配がのこっています。
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