( 「白糸酒造」蔵開き 福岡・糸島 ) 2017.2.19撮影
■2017/8/19(土)
カレンダーを眺めながら 丁度1年前のことは、割と思い出しもするが
最近、特に面白いと感じ、努めて意識し始めていることが
太陽が真逆の半年前のことに思いを巡らすこと。
端的に言えば、季節が真反対なのだ。
八月の残暑の強い日射しに空を見上げて さて丁度半年前といえば・・・
まだ空気冷たく首にマフラーを巻いていた冬だったよな・・・
ブログでは紹介しきれていなかった半年前は2月19日(日)
念願の「跳木搾り」の跳ね木見たさに
福岡・糸島の『白糸酒造』へ
行ったことを思い出した。
真っ青な空だった。
博多駅から地下鉄唐津駅に乗り、地上駅JR筑前前原駅で
バスを待つこと40分 乗車10数分
雲一つない二月の青空の下
「白糸酒造」へ着いた。
筑前前原でバスを待っている時から感じてはいたが、こんなに多くの人が
「酒蔵開き」に詰めかけるのか!? 到着するとすでに凄い人
予想をはるかに上回る人の多さに圧倒された。
純米吟醸の代表銘柄「田中六五」は、年々味が良くなっていると感じている酒。
JR九州豪華列車「ななつぼし」に採用されたことを契機に
品切れを起こし、入手困難な銘柄のひとつという噂は
関西に居る私にまで届いていた。
「寅さ~ん」だれかが後ろから声をかけてきた。
振り返ると住吉酒販の畑瀬君とはしもっちゃんだった。
そういえば住吉酒販は、何年も前から「田中六五」を推していたな。
見れば、バス亭横には、住吉酒販お客様専用テントなるものが立っていた。
5月5日生まれ孫を素材にした「白糸55」(精米55%)なんて酒も出ていて
そんな孫を小脇に抱え、盛大な餅まきは圧巻だった。
私は、13時から公開された「跳木」へ 開門と共に押すな押すなの混雑
▽何ともクラシカルな面持ち これが「跳木搾り」の「跳ね木」なんだ。
▽杜氏さんが説明してくれた。
跳木搾りの酒も 味わった。
そうか・・・ 石の重しが意思の重さにも感じられた。
一度現物を見て見たかった「跳ね木」なんとも 心跳ねた冬の一日となった。
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(寅)