(朝霧の紅葉 「湯布院」)
昭和5年、山頭火もここを訪れたのか・・・
今の湯布院の街の姿を見たら 彼はきっと素通りしているだろうな。
交通の便が良くなり、多くの人に知られるのも良し悪しである。
食堂などもそうだが、これが観光地・温泉地なんかになると
その変貌のスピードは早いのである。
画一的に統一されて、軽薄な観光地となり果てる。
そういう意味で、行くのに不便さを感じさせるところにこそ
昔のままの時間が流れていて、実はこれが魅力にもなってくる。
山頭火は、同じ湯布院でも湯平温泉の方にも訪れていて、
ここはまだ昔の面持ちが今も残っていて、後者の方になるだろうか。
「山頭火ミュージアム」も併設されているここは
石畳の階段を下駄で歩くだけで本来の温泉気分を味わえる。
朝霧煙る湯の郷を山頭火は、いったいどんな気持ちで歩いたことだろう。
季節の深まりを感じる今となっても、なかなか想像しがたいものである。
(寅)
昭和5年、山頭火もここを訪れたのか・・・
今の湯布院の街の姿を見たら 彼はきっと素通りしているだろうな。
交通の便が良くなり、多くの人に知られるのも良し悪しである。
食堂などもそうだが、これが観光地・温泉地なんかになると
その変貌のスピードは早いのである。
画一的に統一されて、軽薄な観光地となり果てる。
そういう意味で、行くのに不便さを感じさせるところにこそ
昔のままの時間が流れていて、実はこれが魅力にもなってくる。
山頭火は、同じ湯布院でも湯平温泉の方にも訪れていて、
ここはまだ昔の面持ちが今も残っていて、後者の方になるだろうか。
「山頭火ミュージアム」も併設されているここは
石畳の階段を下駄で歩くだけで本来の温泉気分を味わえる。
朝霧煙る湯の郷を山頭火は、いったいどんな気持ちで歩いたことだろう。
季節の深まりを感じる今となっても、なかなか想像しがたいものである。
(寅)
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