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( 「伯楽星」特別純米ひやおろし 大阪市長居「月うさぎ」 )
■2012/10/3(水)
日付が変わり、第二回「長居バル」開催まであと3日となった。
先月9月11日のブログで、長居バル(10月6日開催)用に私から長居『月うさぎ』に 日本酒の一升瓶を1本差し入れたと書いた。その酒こそ 宮城の銘酒「伯楽星」特別純米のひやおろし(写真)
実にバルまで1月近く、お店の冷蔵庫で眠らすことになってしまったが、最近酒屋に行ったらそこでは完売になっていたので、早めに購入していたことはどうやら正解だったようだ。
「伯楽星」特別純米ひやおろし
山田錦60% +3 酸度1.8
香り、酸味、甘味がヘンに主張しすぎず、突き抜けているというのでなく、最初に甘みを感じさらさらとした感触と共に余韻を残して流れて行くといった感じだろうか。 秋の味覚を食べながら飲んでいくのに丁度いい、飲み飽きしない心地よくすすむ酒だ。
10数年前、宮城県の品評会で下から2番目。まさにつぶれそうなところからの出発。 新しい酒造りを始め、その名も「伯楽星」。 徐々に酒販店からの評価も高まり、時にそのころ応援してくれた酒販店を名馬を見分ける「伯楽」にたとえたとも 或いは、地元に残る名馬が星になった伝説からこの酒の名がついたとも聞いた。
東北の震災では、古い蔵が傾き、瓶が割れる瞬間が全国ネットのニュースでも流れ、復興に際し多くの声援をもらった蔵でもある。 数年前からJALファーストクラス機内酒になり、今では全国に多くのファンを持つ東北を代表する酒だ。
馬が星になった伝説のように「兎が天に昇って月うさぎになった」ことをかけてこの酒を選んだ。当日は、このほかに2種の地酒を加え、計3種の地酒から日本酒はセレクトできる。
10/6土曜日15時から始まる「長居バル」、
この秋の美酒を飲みに NO.11創作家庭料理「月うさぎ」に是非寄って欲しい。
(寅)
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