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( 九州の銘酒呑み比べ 「住吉酒販」)
■2016/1/17(日)の回想記
久しぶりの博多・住吉酒販呑み比べ その日店長(松窪さん)は、お休みとのことだった。 背の高いアメリカ人数名を連れて、ここで皆で飲んでいた通訳の女性さん。アメリカ人は、日本酒に完全に酔っぱらってしまい 大きな声出して超ごきげんみたいだが、こちらは耳栓が必要なほど。 通訳のお姉さんはまるでサーカス猛獣使いのようだった。 飲んだ後、日本酒を数本購入し、店の前で記念写真。通り過ぎる人たちはいったい何事か?! と言った顔して過ぎて行く。 通訳のお姉さんが、酔っぱらった猛獣たちを連れて行って、店の中がようやく静かになった。 気づけばさっきまで満席(経ち席だが)だった店内に客は私一人。静かになった。まるで台風の目の無風空間に入ったよう。
「じゃ 静かになったところで、飲み比べと参りますか」と 女性店員のはしもっちゃんに花札をもらい呑み比べをスタート。 「東鶴」に「渓」が出て来たぞ そして「綾花」に長崎の「六十余州」となかなかいいじゃないか 本日は当たり日だ と一人悦に入っていた。
まもなくして私の斜め前に女性が二人。そのきちんとした服装の感じから会社の上司と部下かと思いきや母娘の親子だとわかった。 そうか、今日は日曜日なんだ 会社帰りのはずがないとその時に改めて気がついた。 とても笑顔の素敵な母娘さん。 彼女たちが頼んだ呑み比べセットは、ワンランク上の純米大吟醸 四本の内三本のショルダーに「愛山」(酒米)と貼られてあったので、「丁度21年前の今日起きた阪神淡路大震災、その時に灘の剣菱も被災して酒造りできなくなって、剣菱だけが密かに栽培を委託して使っていたこの「愛山」という酒米が、他の蔵にも使われるきっかけになったんですよ」と少しばかり愛山ストーリーを説明。 そしてどの酒が美味しいですか?と尋ねれば「愛山」の三本をさておいて娘さんが「これが美味しいです」と言ったのが、「山の壽」BaSaRa 山田錦の純米大吟醸。 すごいなBaSaRa 造っている忽那信太郎さんのこともちょっぴり説明を付け加え、なんだかだんだんお酒が美味しくなってきましたとお母さんから言葉を頂いた。
それにしてもたまたま1月17日 目の前で「愛山」を目にするとは・・・ 「おかげで美味しくお酒をいただけました。ありがとうございました。」と御礼を言われ先に帰られた素敵な母娘に会釈。こうやって親子で日本酒さく呑みっていい感じだ。 私と会った後の方が間違いなく日本酒を好きになっている、そんな一期一会をこれからも大切にしていきたい。
LOVE MOUNTAIN 愛山!! 今夜も日本酒で乾杯だ。
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(寅)
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